生煎

生煎

「『サンジー』食べる?」

そう言って当時まだ東方明珠の先にあった船乗り場の手前で
買ってもらって食べたのが、
私の27年におよぶ上海との関わりの中で最も記憶に残っている
生煎の想い出。

まだ東方明珠は完成していなくて、
工事中だったと思うのだけれそのあたりの記憶は結構曖昧。

でも、一番美味しかったなと思ったのはコレではなくて、
まだ家が虹口にあった頃の浦西のどこかで買ってもらって
食べながら歩いた生煎。
どこだったのかなー。きっと虹口からそう遠くない
南京東路を南限としたエリアだと思うのだけれど、
それも思い出せなくなってしまったのねー。

よく日本では「焼き小籠包」と呼ばれることがありますが、
決して小籠包を焼いたものではありません。
ただ、小籠包同様、中からオドロクほどにスープが出て来るので
その部分を表現するためにそう言われているだけのことです。

冷凍のちっちゃな豚まんを代用して
フライパンで焼いて食べたこともありますが、
これまた別モノで、やっぱり生煎はお店で食べるのが一番デス。
二姐 | 燕屋権左衛門 | -
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