生煎
2012.11.13 Tuesday

「『サンジー』食べる?」
そう言って当時まだ東方明珠の先にあった船乗り場の手前で
買ってもらって食べたのが、
私の27年におよぶ上海との関わりの中で最も記憶に残っている
生煎の想い出。
まだ東方明珠は完成していなくて、
工事中だったと思うのだけれそのあたりの記憶は結構曖昧。
でも、一番美味しかったなと思ったのはコレではなくて、
まだ家が虹口にあった頃の浦西のどこかで買ってもらって
食べながら歩いた生煎。
どこだったのかなー。きっと虹口からそう遠くない
南京東路を南限としたエリアだと思うのだけれど、
それも思い出せなくなってしまったのねー。
よく日本では「焼き小籠包」と呼ばれることがありますが、
決して小籠包を焼いたものではありません。
ただ、小籠包同様、中からオドロクほどにスープが出て来るので
その部分を表現するためにそう言われているだけのことです。
冷凍のちっちゃな豚まんを代用して
フライパンで焼いて食べたこともありますが、
これまた別モノで、やっぱり生煎はお店で食べるのが一番デス。