カレンダー用アート・6月
2013.11.08 Friday
中国にちなんだ絵は何にしようかと考えていて、
石庫門が浮かんだものの、相当細かい描きこみ作業になるので、
手に紙をあてて描いても、白い部分に色がつくなあ、
どうしようかなと思っていた時に、「あ!」と浮かんだのが、
私の大好きな蓮の花。
大阪に住んでいた時には、特に心惹かれるものが無かったのに、
なぜか上海に住み始めてからとても気になるようになったものの一つ。
ただ、いつも気に入った花のカタチに描けなくて、
今回もどうかなーと思ったものの、
なんだかワクワクしてきて、1時間弱で描き上げました。
型を作った方が、私好みのタッチに上がると知りつつも、
型を作ると描くというより作りこみの仕事になります。
今回は「描きたい」と思ったので型は作らず、
鉄筆で紙に絵を描いて、塗り絵のような感じに。
花と葉を描いたところでいったんスプレーをかけておいて、
最後に「プシュプシュ」を描きたいかどうか自己確認。
描きたいと思ったので、「プシュプシュ」を追加して完成。
「プシュプシュ」って何やねん?ってねえ、
慈愛に満ちた声かけだったり、思いやりだったり、
アナタへの励まし、見守りだったり、そんな感じでしょうかね。
6月に選んだのは、梅雨のじめじめした時も、
気持ち良く毎日を暮らせるようにという思いと、
6月を「荷月」と呼ぶからなのですが、
実際には旧暦の6月ですので、新暦では7月なんですね。
どうしようかなとちょっと考えましたが、
7月はやっぱり花火でいきたいなということで、6月でいきます。