クーピーペンシル

クーピーペンシル
サクラクレパスといえば、
「クレヨン」「クレパス」はもちろんのこと、
「マット水彩」だとか「マイネーム(名前書きペン)」など、
小学校生活と共に想い出がたくさんあって
何をとりあげても話は尽きない。

が、やはり一番の事件(!)は
この「クーピーペンシル」の登場だっただろう。

消しゴムが使える、ランドセルに入れたまま走っても
先っちょの芯が折れていない(色鉛筆だと、握って紙に
あてようとした瞬間ポロンと芯がとれることがあった)

削ると削りかすがおもしろい
(いや、あれを削り「かす」と呼んではいかんかったですね)
などなど魅力満載で登場した時には
みんなで大騒ぎしたものだった。

そのうち「色鉛筆貸して」というべきところを皆が
「クーピー貸して」と言うようになったのが
印象的だった。

その頃近所で手に入れることのできた児童向け色鉛筆は
三菱トンボコーリン
そしてサクラクレパスのクーピーだったと思うのだが、
三菱の赤系の色が好きではなくて、
たしかクーピーペンシルの赤もあまり好きではなくて、
結局はクーピーペンシルだけではなく、
色鉛筆も併用して使っていた。

たぶん親にしたら、何でもかんでも買って来て
なんて無駄遣いする子なんだ、と思っていただろうけれど、
使っている時の質感はどこそこ、この色はどこそこ、と
センスも技術も無いのに
妙なこだわりを持っている子どもだった。

そう、よく思い返してみれば、
変なところにこだわるクセは
この頃すでに表に出ていたのだった。
二姐 | 燕屋権左衛門 | -
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