上海燕樂堂

イツモココロニタイヨウヲ

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メーリさんのひつじ、ひつじ、ひつじ

思い返せば2013年、春節直前に半べそかきながらさばいた羊肉

もう二度とそんな経験はすることがないだろうと暢気に構えていたら、
ゆうべナイアガラさんが大きな袋を持ち帰って来た。

羊肉1

袋からちょこっとのぞいたつま先が、ああ。
なんでも証券会社からの新年のプレゼントだそう。

今年は何にも無いぞと喜んでいたのに、
そんなわけはないわけで。
なーんですぐに食べられる鍋セットとかにしておいてくれないかなー。
と、思うのは、便利を求めすぎる日本人の悪い癖???

何かをいただくというのは、非常にありがたいことなのだが、
これを食べ切るのはとても大変なことで、
また、時々妙にけちんぼな我が家の男性陣は、
これを切り分けどこかへお裾分けするという発想が全く欠如している。

まあ、やりますよ。がんばります。

朝、けびを浦東機場まで送って、夕食後に作業開始。

羊肉2

前回の肉に比べて、皮の処理がしにくい。
骨を切断するのにも苦戦して、公公に助けを求める。

公公は、私が剥いだ皮を捨てると思ったのか、
「それは絶対捨てたらだめだよ」と私に言う。
わかってますやん、前回もちゃんと置いときましたやん。

で、皮ってどこに持って行ったの?

公公の近年の記憶は加齢と共に若干曖昧になっているので、
本当かどうかわからないが、前回の皮は二哥のところへ
持って行ったという。

食べるんやったら、自分とこで捌いてえやー!!!!!!!
(前回の羊は二哥がもらったもの)

今回は、しっぽはついていなかったけれど、
2ヶ所ほど毛が残っていて、
公公が
「ここはつばくろんが居ない時にゆっくりわしがむしるから」
と言うので、その言葉に甘えて放置プレイ。

何とか段取りを終えて、チルド室へ直行。

羊肉3

羊の肉は、非常にカラダに良い食べ物だが、
一度にはそんなに食べられるものではないから、
前回のような大量の煮込みを作らないで欲しいと公公に頼み、
年夜飯ではローストしたものを出すことに決定。

21日から私がいないので、その間はご自由に。

羊肉4

そして残ったのは、「殉職」した包丁くん。

ちよちよが寮で使っていたセラミック包丁。
中華包丁が、骨を切っている間に切れなくなったので、
肉を切るのに出してきたが、うっかり骨を切ってしまい、
結果、このようなことに。

やれやれと片付けを終えて、絵を描いていたらナイアガラさん帰宅。

がんばったよーと話をしたところ、
「そんなん市場に持ってって金払て切ってもらったら良かったやん」

はい?

そんなこと、考えてもみなかったよー。
てか、前もそんなん言うてくれへんかったし、
ゆうべも言うてへんかったやん。

はよ言うて欲しかった……。

二度あることは三度ある。
もしまた羊の脚が届いたら、次は迷わず市場へ持って行くよ。
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