なにわ淀川花火大会
今日はなにわ淀川花火大会だったので、
ちびっこたちが集まって賑やかだった。
最初の頃はまだゆっくり淀川の河川敷へ向かっても観ることができたが、
今じゃとても無理なので、実家の玄関先から見物するのが
毎年のお楽しみ。
私が初めて観たのは、けびが生まれる直前、
1990年8月の第2回大会。
当時は「平成淀川花火大会」という名称だった。
淀川区の十三に近いところに住んでいたので、
ナイアガラさんと二人散歩がてら淀川の河川敷まで出かけて、
芝生の上に座って空を見上げた記憶がある。
その後、花火大会の来場者数が一気に増えたことや、
西淀川区に戻ったこともあり、
ゆっくり歩いて出かけて芝生の上で……ということはできなくなった。
それでもけびちよに今にも頭上に降りかかってきそうな花火を
観せてやりたいと、自転車の前後ろに乗っけて淀川大橋を突っ走り、
対岸の福島区側の芝生から観たりもしたけれど、
それも今ではできないほど大きなイベントになった。
世話好きの父が会社の屋上に取引先のお客さんを呼んで、
みんなで花火を観る会も何年続いているだろう。
音頭取りだけして自分はさっさと姿を消してしまうので、
叔父や母、そして弟がいつも振り回されていたが、
私が一緒に観たのはいつが最後だっただろう。
父の死と共にそのイベントも終了かなと思っていたら、
今年もお客さんがみえるということで弟は段取りしていた模様。
結局花火が始まる前に降った雨で屋上はキケンということで
今年の観賞会は無しにしたようだったが、
会社だけでなくそういうもろもろも引き継いでくれた息子に
さぞかし父は目を細めていることだろう。
昨年は台風で中止となってしまったため、
今年はその分も盛大にということだったが、
私はその音を聞きながら家の中でがさごそ片付けをしたり、
食事をしたり。
みんなは飽きると家に入って来て何かをつまんで、
またしばらくすると家の外へ。
そして花火大会が終わると、ちびっこたちも解散。
また静かな時間が戻って来た。
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