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法医秦明

以前は日本のテレビ番組を観ることができなかった
(といっても、ナイアガラ家は未だに日本のテレビ番組を
好きなように観ることのできるアレを導入しておらず、
一般の人民さんたちと同じ環境で観ているのねん)
ので、
中国のドラマをよく観ていたけれど、久しく観ていなくて、
たま〜にハマるものがあったら、という程度。
韓国ドラマは私の中では『未生』で終わってしまっていて
その後ちよちよがいくつか作品を紹介してくれたが
どうも気が乗らないまま。

そんな中、久しぶりにハマっているのが、
法医秦明

捜狐視頻で観ることのできるネットドラマ。
原作はタイトルにもなっている秦明氏による『第十一根手指』。
私はこのドラマを観るまで彼を知らなかったが、
安徽省公安庁物鑑中心の主検法医師で、ネット小説作家なのだそう。

医療モノと警察モノのドラマが好きな私には
もってこいの内容。前のめりにならぬわけが無いわけで。
(今シーズン『科捜研の女』もしっかり観とります。話はかなり遅れているケレド)

舞台は龍番市(という架空の都市)
主人公は、この龍番市公安局の法医科科長でいつもスーツを着ている
(アーンド自分で仕立てる)ちょっと変わり者の秦明。
彼についていけず助手は仕事が続かぬようで、
ドラマの最初で新しい助手が赴任してくる。名前は李大宝。
みんな男性だと信じて疑わなかったが、
やって来たのはショートヘアの女性。
そして彼と長いつきあいの刑警隊長の林濤。
この3人を軸に数々の事件を見ていくこととなる。

うへー、さすが中国、と思ったのは、
いったん生々しい遺体を見せておきながら、
その後の解剖や観察時には部分部分にモザイクをかけているところ。
ゆえに、どなたにでもオススメするわけにはいかないドラマともいえる。

現場や解剖室での作業の様子などは、
日本のドラマがどれだけ細かく仕事をしているかがよくわかる。
(なんせ、日本の警察や鑑識などの人たちの仕事をしている本当の
姿は見たことがないので、あくまでもドラマで比較するしかないのね)

というぐらい雑やな〜と思う部分も多々あるものの、
事件そのものはその背景などを想像できる分だけ
せつなさを感じずにはいられない。

李大宝を演じる焦俊艶は、
ロングヘアの時はほとんど印象に残らなかったが、
ショートヘアがよく似合ってカッコいいと思う。
李大宝の役も当たり役だと思う。

林濤を演じる李現、ちょっとチャラい感じと、
でも責任感は強く真面目ないいヤツだなという感じが
上手く出ていると思う。

そして主人公の秦明を演じる張若昀
ビミョーにブサイクだと思うのは私だけ?
(ファンの皆さん、ごめんなさい)
印象の残りにくい顔にも思えるものの、
カッコイイ!と思える表情もあったりして、今後が楽しみ。

さらには私だけのお楽しみなのかも知れないが、
局長役で銭波が出ている。

放送は毎週木曜の北京時間20:00、2話ずつ。
興味のある方はぜひどうぞ。

*『法医秦明』(捜狐視頻
*『法医秦明』(百度百科
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