上海燕樂堂

イツモココロニタイヨウヲ

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米子母娘珍道中[1]

明日の納骨式を前に、
ちよちよと私は12時半の高速バスで梅田から米子へ向かう。

予定では女の子の日が重なって、
死にそうになりながら行くはずだったが、
どうしようと思いすぎたからかそれは回避出来、
立てねばならぬのはむしろ暑さ対策。
たった2泊3日の国内移動に、普段上海ー大阪を
移動するのに使っている大きなスーツケースを持って行くなんて
ナンセンスな話だと思いつつも、
二人分のフォーマルウェアと靴、鞄、女の子の日用グッズ、
そして大量の着替えを詰めたら、ほとんど余裕は無かった。

2011年の時同様、一番前の席に座ったらば、
まあ、思いの外暑くて暑くて、よく見れば運転手さんも
時折汗を拭き拭き運転されていた。

次に夏のこの時間に乗る時は、
後ろの方の席にしよう、そう思ったが、
正面の景色をみるのは捨てがたいなあ。

道はとってもすいていて、バスは定刻に米子駅前に到着。
ホテルにチェックインして、しばし休憩。

今回のお宿は、東横イン。
前回の米子タウンホテルが満室で泊まれなかったのだが、
全国チェーンだけあってフロントの対応も建物のもろもろもきれい。
ただ、ツインの部屋はスーツケースを広げる場所が無くて残念。

東横インの部屋の窓から

窓をあけると虫が入るということで、窓をあけるのが禁止になっていた。
それでも窓の向こうには青い空と米子駅の後ろに緑が広がる。

夕飯は、ドロンジョちゃんと一緒に行った
二代目 居酒屋 ばんらい」へ向かうも、あいにく満席で食べられず。
場所をかえて、「山陰漁酒場 丸善水産 米子店」へ。

天ぷらが人気もしくは名物なのか、
テーブルの上に天つゆの入った大きなポットがあって、
お茶と間違えそうになってしまい一人で大笑い。

丸善水産1

お通しが蟹。いひひ、すでにラッキーな気分。

丸善水産2

砂丘長いもの短冊。おかわりしたい衝動にかられる。

丸善水産3

弓ケ浜の郷土料理「いただき(ののこ飯)

ちょっと甘めのもっちりした炊き込みごはん。
おあげさんの中に、洗い米、野菜を詰めてだし汁で炊いてある。

丸善水産4

初めて食べるのに懐かしさがこみあがってくるような味わいで、
いくつも食べたいと思う。

丸善水産5

こちらは「丸善名物 がいな焼」
「がいな」とは米子の言葉で「大きい、巨大な」という意味。
3種類の中から具材が選べ、私たちは「しまめいかのがいな焼」を選ぶ。
(外は、大山鶏、山水園ポーク)
たれも3種類の中から選べるようになっていて、
私たちは「こく旨味噌バター」を選んだ。

丸善水産6

あつあつはふはふ、んまんま。
大山鶏の方がさらに美味しかったかもかも。

そして、ちよちよが食べたがっていたのどぐろ。
今日は煮付けで。

丸善水産7

白身なのに脂がのっていて、でもあっさり食べられるのどぐろは
父の好物の一つでもあった。
私はにぎりで2貫いただく。美味しいねえ。

ちょーっと食べ過ぎたねえ。おなかはちきれそうだよん。
ごちそうさまでした。
イオンに寄って買い物してホテルへ帰ろう。
明日は納骨式。
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