愛の色を紡ぎ奏でる三人展[2・25]
初日とはいえ、平日。
夕方はイベントを用意しているので、
きっと祐三子さんのオトモダチがたくさん来てくださることだろうケレド、
祐三子さんも私も大阪人だし、
いったいどれだけの人がギャラリーに足を運んでくださるかは未知数。
案の定、ヒマヒマなんちゃうん?
なーんて思っていたら、いろいろと嬉し楽しの出来事が。
ギャラリー巡りを日課とされている方々(殿方が多いのはたまたま?)が
ぽつぽつと観に来てくださる。
80余歳のダンディさんは、
会期のはやい順に重ねたハガキの束を片手に登場。
私たちの作品を観終えると、ハガキを一番下へ移動させて、
3階で初日を迎えた写真展のハガキをチェックされていた。
「もう年だから」と、午前中は病院へ行かれていたそうだが、
午後からはギャラリー巡り。
いろいろと粗相をして奥様に叱られるのだとおっしゃってらしたが、
どうぞいつまでもお元気で。
かと思えば、近い年代と思われる和装の似合う紳士も登場。
ちょうどダンディさんもいらしていて話をしていた時だったので、
「自分は放っとかれる方がいいので」と、一人で観賞してくださっていた。
と、その紳士に声をかけられたので傍へ行ってみると、
「自分は変わった見方をしますが、どうぞ気になさらずに」と
断りを入れられた上で、いろいろと話をしてくださった。
「大らかな人ですね」
普段なら「ええ、サイズが」と冗談で返すところだが、
今日はそんな空気ではない感じ。
私の絵にはオソレやマヨイが無いと言われる。
波動が植物的だとも。
そして、いくつかの絵を指し、
「この辺は全くオソレがないけれど、こちらにはちょっと感じる」
そう、ちょっと感じると言われた絵たちは、
中国ネタの絵で、「伝えたい」という意識の中で描いたもの。
中国を理解して欲しい、興味を持って欲しい、良い印象を持って欲しい、
そういう気持ちの中で描いたものだから、
描きながらも出来が気になっていた作品ばかりだ。
なーんか裸にされているみたいで恥ずかしくなっちゃう。
ということはその時には思わなかったが、とても嬉しかった。
さらに、この2つの絵とは完全にシンクロしたのだけれど、
どういう状態(心態)で描いたものなのかとたずねられた。
『美しきココロ』
この絵を描くにあたっては、
シンプルなものが描きたいというただそれだけの気持ちだったものの、
言葉をのせようとした時に、遠くでがんばっている友人のことが
浮かんで来たのだと話をしたところ、紳士は大きく頷いた。
『愛と真実』
この絵は花びらを描いている時に無心になりすぎて、
どこで描くのをやめるかを考えないままひたすら描いた結果、
ギリギリいっぱいまで花びらがあるという大きな絵になってしまった。
タイトルの「愛と真実」、これは、私の母校(高校)の校訓。
創設者の故・里見純吉先生は敬虔なクリスチャンであり、
「真の愛は好き嫌いを越えた大きな愛であり、真実とは人を偽らず
正しい心と勇気を持って行動する姿勢である」と説かれたという。
絵のタイトルを決める時に、その言葉が浮かんだのだと説明した。
「腑に落ちました」と、スッキリされた様子で何より。
私は話を聴きながら勝手に涙が溢れてくることに驚きを感じた。
この紳士は、祐三子さんの絵が、同時期に描かれたものではないことも
感じておられて、今回のために新たに描いたものとそうでないものの違いを
わかってらした。彼女がココロに抱えている想いも。
私自身はそういう感覚に疎い人間だが、感じる人に出逢う機会は多くて、
その人たちの話を聴くことで自分の中でクリアになるものごとが多々あり、
こうしてお話をうかがえたことが嬉しかった。
嵐山から林クンとお母様、おば様が来てくださった。
けびちよも林クンと合流するために来てくれて、
けびにはポエマーと笑われる。ふん。
仕事で上海に来ていた林クンと食事をした時に、
京都だから一応宣伝だけ、とハガキを渡したところ、
律儀に観に来てくれたのだ。アリガトウ。
その後には泥女ちゃんやmuqiさんも来てくれた。
3階の写真展の皆さんともお話する機会が。
やがてイベントのために人が集まって来て
どんどん賑やかに。
途中、今回の展覧でお世話になっている洋画家の宮下さんが、
muqiさんをくどいていた。
といっても、作品展やりませんか?という話だけどねー(いひひ)。
今回のイベントではどうしてもアンプを使う必要があって、
その音がエレベーターを通じて下へ漏れたようで、
西利さんには迷惑をかけてしまったが、
りあ☆うしゅまさんとMahaさん、祐三子さんの
観音セレブレーションも無事に終了。
長いようであっという間の一日が終わった。
みんな余韻に浸りながら挨拶を交わし、
楽しそうであったケレド、私は時間がおしていたので
そのまま先に失礼して、何とかおけいはんに飛び乗る。
目的地はダイソー。
泥女ちゃんからのリクエストで、パステルのWSを開催できるかどうか
段取りするための買い出し。
京橋にもダイソーがあるようだが、海外ローミングで繋いでいる関係で
ネット速度が出ず、詳細がわからない。
どちらへ行くか迷うも、勝手知ったる天満橋の方にしようと
天満橋まで乗る。京阪シティモールのダイソーは大きいよ。
何とか残り時間10分強で、ギリギリ店に入り買い物を済ませる。
欲しかったもので手に入らなかったものもあったが、
パステルはしっかりゲットしたし、まあよしとしよう。
せっかくここまで来たのにINOBUNに寄れなくて残念。
日本のお店は閉まるのはやいよ……。
ま、またの機会にね。
明日はどんな一日になるのかな。
夕方はイベントを用意しているので、
きっと祐三子さんのオトモダチがたくさん来てくださることだろうケレド、
祐三子さんも私も大阪人だし、
いったいどれだけの人がギャラリーに足を運んでくださるかは未知数。
案の定、ヒマヒマなんちゃうん?
なーんて思っていたら、いろいろと嬉し楽しの出来事が。
ギャラリー巡りを日課とされている方々(殿方が多いのはたまたま?)が
ぽつぽつと観に来てくださる。
80余歳のダンディさんは、
会期のはやい順に重ねたハガキの束を片手に登場。
私たちの作品を観終えると、ハガキを一番下へ移動させて、
3階で初日を迎えた写真展のハガキをチェックされていた。
「もう年だから」と、午前中は病院へ行かれていたそうだが、
午後からはギャラリー巡り。
いろいろと粗相をして奥様に叱られるのだとおっしゃってらしたが、
どうぞいつまでもお元気で。
かと思えば、近い年代と思われる和装の似合う紳士も登場。
ちょうどダンディさんもいらしていて話をしていた時だったので、
「自分は放っとかれる方がいいので」と、一人で観賞してくださっていた。
と、その紳士に声をかけられたので傍へ行ってみると、
「自分は変わった見方をしますが、どうぞ気になさらずに」と
断りを入れられた上で、いろいろと話をしてくださった。
「大らかな人ですね」
普段なら「ええ、サイズが」と冗談で返すところだが、
今日はそんな空気ではない感じ。
私の絵にはオソレやマヨイが無いと言われる。
波動が植物的だとも。
そして、いくつかの絵を指し、
「この辺は全くオソレがないけれど、こちらにはちょっと感じる」
そう、ちょっと感じると言われた絵たちは、
中国ネタの絵で、「伝えたい」という意識の中で描いたもの。
中国を理解して欲しい、興味を持って欲しい、良い印象を持って欲しい、
そういう気持ちの中で描いたものだから、
描きながらも出来が気になっていた作品ばかりだ。
なーんか裸にされているみたいで恥ずかしくなっちゃう。
ということはその時には思わなかったが、とても嬉しかった。
さらに、この2つの絵とは完全にシンクロしたのだけれど、
どういう状態(心態)で描いたものなのかとたずねられた。
『美しきココロ』
この絵を描くにあたっては、
シンプルなものが描きたいというただそれだけの気持ちだったものの、
言葉をのせようとした時に、遠くでがんばっている友人のことが
浮かんで来たのだと話をしたところ、紳士は大きく頷いた。
『愛と真実』
この絵は花びらを描いている時に無心になりすぎて、
どこで描くのをやめるかを考えないままひたすら描いた結果、
ギリギリいっぱいまで花びらがあるという大きな絵になってしまった。
タイトルの「愛と真実」、これは、私の母校(高校)の校訓。
創設者の故・里見純吉先生は敬虔なクリスチャンであり、
「真の愛は好き嫌いを越えた大きな愛であり、真実とは人を偽らず
正しい心と勇気を持って行動する姿勢である」と説かれたという。
絵のタイトルを決める時に、その言葉が浮かんだのだと説明した。
「腑に落ちました」と、スッキリされた様子で何より。
私は話を聴きながら勝手に涙が溢れてくることに驚きを感じた。
この紳士は、祐三子さんの絵が、同時期に描かれたものではないことも
感じておられて、今回のために新たに描いたものとそうでないものの違いを
わかってらした。彼女がココロに抱えている想いも。
私自身はそういう感覚に疎い人間だが、感じる人に出逢う機会は多くて、
その人たちの話を聴くことで自分の中でクリアになるものごとが多々あり、
こうしてお話をうかがえたことが嬉しかった。
嵐山から林クンとお母様、おば様が来てくださった。
けびちよも林クンと合流するために来てくれて、
けびにはポエマーと笑われる。ふん。
仕事で上海に来ていた林クンと食事をした時に、
京都だから一応宣伝だけ、とハガキを渡したところ、
律儀に観に来てくれたのだ。アリガトウ。
その後には泥女ちゃんやmuqiさんも来てくれた。
3階の写真展の皆さんともお話する機会が。
やがてイベントのために人が集まって来て
どんどん賑やかに。
途中、今回の展覧でお世話になっている洋画家の宮下さんが、
muqiさんをくどいていた。
といっても、作品展やりませんか?という話だけどねー(いひひ)。
今回のイベントではどうしてもアンプを使う必要があって、
その音がエレベーターを通じて下へ漏れたようで、
西利さんには迷惑をかけてしまったが、
りあ☆うしゅまさんとMahaさん、祐三子さんの
観音セレブレーションも無事に終了。
長いようであっという間の一日が終わった。
みんな余韻に浸りながら挨拶を交わし、
楽しそうであったケレド、私は時間がおしていたので
そのまま先に失礼して、何とかおけいはんに飛び乗る。
目的地はダイソー。
泥女ちゃんからのリクエストで、パステルのWSを開催できるかどうか
段取りするための買い出し。
京橋にもダイソーがあるようだが、海外ローミングで繋いでいる関係で
ネット速度が出ず、詳細がわからない。
どちらへ行くか迷うも、勝手知ったる天満橋の方にしようと
天満橋まで乗る。京阪シティモールのダイソーは大きいよ。
何とか残り時間10分強で、ギリギリ店に入り買い物を済ませる。
欲しかったもので手に入らなかったものもあったが、
パステルはしっかりゲットしたし、まあよしとしよう。
せっかくここまで来たのにINOBUNに寄れなくて残念。
日本のお店は閉まるのはやいよ……。
ま、またの機会にね。
明日はどんな一日になるのかな。
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