上海燕樂堂

イツモココロニタイヨウヲ

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愛の色を紡ぎ奏でる三人展[2・28]

正直、私に縁のある人にたくさん来場していただけるとは
思ってはいなかった。

というのも、学校を卒業するたびに
それまで近しい間柄だった人々とのおつきあいが終わり、
上海へ移住してから日本在住の人々とのおつきあいも
ほとんど無くなっていたし、
ここ10年で知り合った人々で日本在住の人が
必ずしも関西在住というわけではなく。
特に連休があるわけでもない2月の一週間に、
わざわざ祇園まで足を運んでいただこうなんて、
とてもとても望めないと。

それで、案内はがきを作る際も、
印刷枚数を祐三子さんと相談した時、
私の分はオンラインでお知らせするから要らないと言った。
結局は30枚ほど残してもらったが。

今回の帰国の第一の目的は父の一周忌法要。
その時に親族の前で、
「実は先日まで祇園で作品展やってました」と
事後報告するのもなんだかなと思ったので、
関西の親戚にだけははがきを送っておくことにしたから。

せっかくなので、と
今も細々と繋がりのある友人にもちょこっとはがきを送った。

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今日はちよちよが上海へ戻る。
これから10日間、中華の自由な男性陣と共に上手く過ごしてね。
来月上海の家で再会しませう。

土曜日なので梅田からは通勤族の皆さんの代わりに
行楽客の皆さんと共に河原町へ。

また高島屋の古市庵でおむすびを買って、一路西利さんへ。

と、四条大橋で「つーちゃん!」という声が。

へ?

よく見ると目の前にネコ耳倶楽部の皆さんが!!
うひょー!!!

「後で行くからね〜」と、皆さんお出かけ。
私は橋を渡る。

今朝、出かける前にニジイロツバメにWSの案内を載せて、
阪急の中でLINEと微信にもあげたのだけれど、
電車の中で日にちを書き間違えていたことに気づき、焦る焦る。

今日が土曜日だとわかっていたのに、
今日は午後からお楽しみ会があるから
WSは日曜日から開催だと決めていたのに、
ちよちよが上海へ戻るのは28日だと覚えていたのに、
なーんで、日にちを間違えるかな。

3月1日からと書くべきところ、2月28日からと書いてしまった。

それを慌てて修正しようと試みるも、
海外ローミングでネットにあがっている関係で、
自分のブログが表示されず、修正できない!

そこで、ギャラリーに着いてからちよちよに電話をして、
ブログを修正してもらった。彼女の便が朝イチでなくて良かったよ。

そんなこんなで、朝からドタバタ。
4日めともなると、ちょーっと緊張が緩んでいけませんな。
そんな反省をしているところに、徳島からヤマキタセンセイが!
「ちょこっと時間ができたから」と、バスでかけつけてくださった。

お楽しみ会まではまだまだ時間があるので、一緒にくるくる。

ヤマキタセンセイとパステル

楽しんでいただけたようで何より。
 *ハジメマシテノ 〜パステルあそび〜

センセイからカリカリナツメのリクエストもいただき(ひひひ)、
次は上海でお会いしませう。アリガトウゴザイマシタ。

絵を描いている途中で天王寺の伯母も来てくれた。

ネコ耳さんはみんな相変わらずパワフルで、
うっかりして午前中どこへお出かけしてはったんか
お話聞くん忘れてしもてた。

さちねこさんにすごくパワーが強いと言われ、
世界総つばくろん化計画がバレてしまったかと驚いたよん。
みんなぶーちゃんにしてやる〜、びびび。
(そんな計画はどこにも無い)

そのさちねこさんとのことで驚きだったのが、
私が送りつけたはがきに仕方なく釣られて来てくれた、
中学時代の友人たんちゃんとの繋がり。

たんちゃんと私は中学時代、
クラスが一緒になったことは一度もなかったが、
生徒会で彼女が会計委員長、私が書記局長になってからのオトモダチ。

ネコ耳むかちゃんが小さい頃に住んでいた場所や
通っていた保育園の話をたんちゃんにして、
このご縁ってすごいでしょ〜なんて話をしていたら、
そのたんちゃんとさちねこさんが高校の同窓生だったことが発覚。
彼女たち二人にしかわからない人の名前もどんどん出て来て、
おばちゃんったら驚き桃の木山椒の木。
なんかあちこち繋がっていくやん、おもしろいやん。

だんだんお楽しみ会の時間に向けて人が増えて賑やかさが増して来た。

弟夫婦と姪っ子たまちゃんも来てくれた。
食事に出ていた伯母もお楽しみ会のために再び来てくれた。
やがてUNICEF時代の懐かしい顔、裕子さんと陽子さんも。

そしていざ、お楽しみ会へ。

まずは「媽媽(ママ)」の皆さんの二胡演奏。

お楽しみ会3

そして、正木由子さん、朝野典子さん、祐三子さんによる歌を経て、
インディアンフルートと全員参加のパーカッション演奏による
お楽しみタイム。

お楽しみ会1

それぞれ気に入った「鳴りもの」を手にとって、
典子さんのインディアンフルートにあわせて鳴らしたり踊ったり。

お楽しみ会2

たまちゃんは恥ずかしいのか、
大人たちがノリノリのこのノリにのりきれないのか、
お父さんとお母さんの間に立っていたけれど、
こんなお遊びは普段からもっとあちこちで体験できるといいね〜。

さらに、今日はオモシロイことがあって、
関東で美術を専攻している青年が、たまたまここへ来て、
目をキラキラさせる出来事があったのねん。

それは、蠅。

蠅をテーマに創作している彼は、祐三子さんの作品を観て
目がハートになっちゃったの。
それはそれはもう前のめりで祐三子さんと話をしたくて、
でもちょうど祐三子さんは他の人とお話中で、
宮下さんが「こっちの作品はもう観た?」と私の絵の方を指して
声をかけたけれど、眼中に無しって感じで祐三子さんを
待っていたんだな。

最初、宮下さんと私は蠅にトキメイテいることを知らなかったから、
彼が何にそんなに興奮しているのか全くわからなかったんだけど、
蠅だとわかってから妙に納得。
これもまたステキなご縁。

毎日西淀川と祇園を往復して、且つ8時間会場に居続けるのは
自身が思っているよりチカラが要るけれど、
予測出来ないさまざまな出逢いからもらうチカラも大きくて。
祐三子さんと宮下さんの出逢い、
祐三子さんとの再会が与えてくれた機会だけれど、
今日ここに居るのは、父のおかげだ。
通常私が春の時期に一時帰国することはない。
父の一周忌法要がなければ、声をかけてもらってもこの時期に
帰国することはなかった。

お父さん、ありがとう。
明日もまた楽しみだ。
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