上海燕樂堂

イツモココロニタイヨウヲ

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何の日やったんかな

交流展初日、原田さんにお会いできたことに満足して
そのまま会場をあとにしてしまったが、
夜になって、1年以上さぼりっぱなしになっていたimaでの
記事にしようと思った。

しかし、作品展示している部分を一切撮らなかったため、
ちょうどよい写真が無い。

そこでもう一度上海大学へ行くかどうか悩む。
私が書こうと書くまいと、大きな変化は無いだろう。
暇を持て余しているわけでもあるまいし、遠くまで出かけてどうするん。
そこはもう諦めれば?と思う自分と、いや、ひょんなことから
2回目3回目に繋がる何かが起こるかもしれないよ?と思う自分が
葛藤すること一日半。

午後になって家族が皆それぞれの用事で外出したので、
じゃあ私も思いきって行っちゃうか、と15時にもなってから出発。
閉場の16時半に間に合わないかもとドキドキしつつも
何とかギリギリ16時過ぎに大学に到着。

図書館へ着いてみると、
1階から展示スペースへ入るドアが施錠されている。
うわっ、早く終わっちゃったとか言う??

焦りつつガラス越しに会場の方をのぞいてみると、
マスクをつけた男性が身振りで「向こうへまわれ」と
教えてくれた。

2階にある図書館の入口へ向かうと、守衛さんたちが何やらお話中。
「交流展へ行きたいんだけど、下のドアが閉まっていたの」

中の一人が「何しに行くの?」

そりゃ、絵を観に行くんですわ、お父ちゃん。

「あんた、上大の学生?」

違うよん、浦東から来たただの日本人だよん。

「中国語上手いねえ」

いや、そういうことではなくて、中に入れて欲しいわけやん。

「そこを真っすぐ行って突き当たり左ね」

ありがとねん。

おおー、カード無しで図書館に入れてもらったよ。
日曜の夕方だけどみんな勉強しているねえ。がんばって。

会場への入口で原田さんにお会いしたので、
写真を撮らせてくださいと中へ。

学生さんと話をしてみると、
今日だけで50人ぐらいの来場があったとか。
それもほとんど中国人だという。良かったねえ。

写真を撮り終え、再び原田さんにご挨拶をして会場をあとに。
疲れていたのでタクシーに乗りたいなあと北門を出たところで
道を見渡してみるも、わずかに走って来るタクシーの争奪戦が
繰り広げられていて私にはまわってきそうにない。
横着せずに地下鉄を乗り継いで帰れってことね。

と、その争奪戦の選手の中に5歳ぐらいのちびっこちゃん。
頭にフラダンスのハクのような鮮やかな花のヘッドバンドをつけている。
可愛いねえ。

お、向こうにも頭につけている子がいるよ。
どこかで売っている???

タクシーに乗れそうにないので、地下鉄に乗る。

電車がホームに入って来た。人でいっぱい。
おっちゃんも多いけれどおばちゃん率高し。
その中の2人の頭にもついている。え??
それも真っ赤なプルメリアのような花のヘッドバンド。

電車は満員で、そのおばちゃんたちを正面から見ることはできない。
いったい何なんだろう。今日は何の日?

やがて、私の斜め前に座っているおばちゃんたちの鞄にも
それがついていることに気づく。

何やら花の髪飾り

お、おばちゃんたち、どこへ出かけてたん?
何のイベントがあったん?

めっちゃ気になる〜、がるるるる〜。

……でも、よう聞かへん。

家に帰ってから百度さんにおたずねしてみるも、
検索ワードがよろしくないらしく、
なーんにもひっかかってこない。

うわー、あれはいったい何なんやったんやろー。
で、今日は何の日やったん???
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