上海燕樂堂

イツモココロニタイヨウヲ

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深圳ー香港/20161111

深圳富臨大酒店(BEST WESTERN Shenzhen Felicity Hotel)1

何とかホテルに到着。
チェックイン時にデポジット1000元が必要。

昼間にホテルから電話があった時、「今日はとても忙しいの」と
言われた理由が着いてわかった。
何やら大きな集まりがあり、すでに夜中となっていたのに、
まだ受付で書類を書いている人たちが何人もいた。
その人たちがみんな宿泊するわけだ。

それで私たちの部屋は「2314」。
ナイアガラ氏が数字が悪いから換えてくれないかと聞くも、
今日は満室で無理だと断られる。

このホテルはニクソンなど世界の要人が宿泊したことでも有名。
でもメンテナンスに難アリ。
ロビーの天井のペンキがボロボロ剥げ落ちていたり、
部屋のシャワールームの扉も湿気がまわる部分が朽ちていたり、
せっかくの5つ星が泣いていた。

私たちはおなかがすいたので、散歩を兼ねて夜食を食べに出かける。

駅が真横にあるものの、すでに電車は終わっているので
辺りは閑散としている。
しばらく歩くとあちこちでホテルの客引きに声をかけられたり、
そこそこ遅くまで開いている店もある模様。
私たちは24時間営業の茶餐廰を見つけたのでそこで軽く食事。
朝はホテルの近くにあった腸粉の店へ行ってみようと言っていたが、
この店で頼んだ品物がなかなか出て来なかった上に、
お粥と麺の量が思っていた以上に多かったので、
やっとこさ出て来た点心類を持ち帰って朝食に充てることにした。

小雨もぱらつくし、特におもしろいものもなかったのでまた来た道を戻る。
セブンイレブンで飲み物を買っている間にナイアガラ氏はその辺にいた
おばちゃんたちと話をしていた。
街の様子や人の暮らしなどチェックしていた模様。

深圳富臨大酒店welcome

朝、窓の外を見てみると「WELCOME」と緑が並べられていた。
地味だけど微笑ましいものが。
散歩と外での朝食予定が無くなり、ナイアガラ氏はそのまま株取引に突入、
私はゆっくりシャワーを浴びてから少し散歩に出てみる。
ゆうべのうちに近くの様子はわかっていたし、今日一日移動が続くので、
遠出はせず、羅湖口岸までのルートなどをチェックすることに。

深圳火車站

深圳火車站を南側から見たところ。

羅湖口岸

深圳火車站や地鉄羅湖站からは左手(北側)に見える水色の建物
「羅湖商業城」の中を抜けて、右手(南側)の羅湖口岸へ入る。

近くの建設銀行が運営している外貨両替所でとりあえず500元だけ
香港ドルに交換した。563ドルだけど、560ドルと人民元3元になった。

午前の取引を終えてチェックアウトし、私たちは一路、羅湖口岸へ。
口岸の職員は、穏やか且つ丁寧に質問しても不親切で高圧的だった。
ナイアガラ氏がキレなくて良かったよ。
私たちは香港居民なので出入境のカードの記入の必要はなかった。

口岸を過ぎるといよいよ香港MTRでの移動開始。

まずは東鐵で羅湖から9駅乗って九龍塘で觀塘線に乗り換え、
3駅乗って今度は旺角で荃灣線に乗り換え4駅乗って金鐘で
今度は港島線に乗り換え灣仔に到着。

仲介の人との約束の時間までもうそんなにないので、
入境事務大樓へ向かう途中にあったマクドナルドで遅い昼食。

マクドナルドWi-Fi1

Wi-Fiが使えるもののあまり状態はよくなく、
結局ナイアガラ氏はモバイルネットワークでネットにあがっていた。

マクドナルドWi-Fi2

でも可愛いよね、ポテトの信号。

仲介さんと合流して入境事務大樓へ。
本来、午前中に召喚されていたがその時間には間に合わないので、
15時半をまわってから受け付けてくれる、
時間に遅れた人たちの再手続きの申請をかけて順番待ち。

仕事が終わった係官の人たちが着替えに移動して行くのを見送りながら、
業務時間終了前に何とか手続き完了。
また2年のビザが発給された。

私たちは仲介さんと金鐘の駅までご一緒してお別れ。
ちょこっとお店屋さんもまわったケレド、
私が見たかった携帯電話の店はなく、XPERIA新調の夢は諦める。

夕食は金鐘廊の翡翠拉麺小籠包で。

翡翠拉麺小籠包3

テーブルに敷いてあった紙のコックおぢさんがちょっとコワイ。
香港のお店は15周年だと書いてあった。

翡翠拉麺小籠包1

甜酸青瓜簾($48)、薺菜海鮮羹($52)
キュウリの甘酢は、皮のみなはわかっていたが、
その皮がすごく硬くてちょっと食べ辛かった。味は美味しい。
ナズナのスープはハズレの無い味。

翡翠拉麺小籠包2

鮮茄蝦仁鍋巴($88)、上海小籠包($38)
おこげは美味しかったけれど、トマトソースの味が期待ハズレ。
うーん、残念。

二人だと中華は注文し辛い。
もうこれでおなかいっぱいになって私たちは店を出た。

近くにあった東海堂(Arome Bakery)のミッフィーちゃんとの
コラボクッキーに心奪われるも、今回小さなスーツケースしか
持って来ていなかったことと、ナイアガラ氏と一緒の時におやつは
買い辛い(価格を見てどうこう言われると気分が悪いとも言う)ので、
ぐっと我慢して通り過ぎた。
これは後で激しく後悔した。この後、お土産に良さそうなものを
何一つ見つけられなかったからだ。

そのままMTRに乗って上環へ。
いよいよ噴射飛航(Turbo Jet)で澳門へ向かう。

ターミナルの建物の中は、コレに乗る人で溢れかえっていた。
どこにどう並んでよいのやらもよくわからぬほどで、
こういうところへの配慮があればいいのにと思わずにはいられない。

コレに頻繁に乗る人しかいないのなら構わないが、
これが最初で最後になる人も少なくない、観光客の集団だ。
どこにどう並んでどう待てば良いのか、きちんと示してくれなければ
こちらもどうして良いかわからない。
傍から見れば、マナーの悪い人たちの集団にしか見えないかもしれないが、
指示がきちんとなされていれば、誰もそうはならない。
そう思わされることは上海にいてもよくある。

窓口では普通席は22:00のチケットしか無かったが、
同じフロアにあった旅行社で21:00のチケットを180ドルでゲット。

噴射飛航1

ここでも乗り場の入口にいたスタッフなどの対応は悪く、
ナイアガラ氏は不満たらたら(わかるよ、わかる)。

出境の手続きなど終えて、乗船口で待っている時も、
床に線や矢印があっても、どこにどう並んで良いのかがわからず、
通りがかりのスタッフを呼んで尋ねたが、
時間になったら声がかかるから、それまでどこにいても良いという。
(つまりは特に並んだりして待つ必要は無いということ)

それじゃあみんなが一気に押し寄せたりして大変じゃないか、
ちゃんと整列するように段取りしてあればスムーズに仕事も運ぶだろうに、
そんなことを考えながら呼ばれるのを待つ。

出航時間5分前になってもまだ呼ばれない。
座席は必ずあると聞いたが、どのようになるのかもわからない。

時間が迫って来たところでスタッフが入口前のカウンターに来て、
おもむろにチケットに座席番号を貼り始めた。
アナウンスは全くなく、たまたま私がその様子を目にしたので、
ナイアガラ氏に声をかけてカウンターへ聞きに行ってもらった。

別に日本のようにコト細かくアナウンスしてくれとか
指示してくれとは言わない。
でも、ちょっとのことですべてが気持ち良く済むとは思わないのだろうか。
愚痴が多いのは更年期のせい??

香港澳門フェリーターミナル

香港居民なのに1泊もしないなんて、これで永住とれるんかな。
(私は永住権必要としていないんですけど……)
ま、今は何も考えんとこ。

噴射飛航2

スタッフの物言いは高圧的だったケレド、船はご立派。

とにもかくにもサヨナラ香港。
また2年後(の予定)に会いませう。
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