上海燕樂堂

イツモココロニタイヨウヲ

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シュタイナー素数糸かけ曼荼羅への道[1]

2014年、今年のはじめは毎年恒例の春節のバタバタに加え、
けびの長い夏休み(南半球は夏休み)などあり、
楽しいが忙しくしていた。
2月中旬にちよちよが新学期を迎え、
下旬にけびがメルボルンへ戻ったことで
やっと通常通りの生活にというところで
3月はじめに大阪の父が急逝した。

仕事や人との連絡のためにネットにはあがるものの、
人様のブログをゆっくり読ませていただくところまでは
気持ちに余裕がなく、あっという間に6月を迎えようとしていた。

そんなある日、ヤマキタセンセイのブログの古いエントリに
ウツクシキモノを見つけた。

うひゃー!なんやコレ!!!
めっちゃドキドキする〜!!!

気になって気になって仕方ないが、
なぜか直接ヤマキタセンセイに詳細を確認しようという気になれない。

そもそも人にたずねる、お願いするという行為が
とっても苦手な私ではあるが、
「ショートカットはあかん」
そんな言葉が浮かんだ。

はい、いけるところまでやってみよ。

そのドキドキするウツクシキモノは、
「素数糸かけ曼荼羅」というらしい。

調べていくとすぐにMary Akasha(以降メアリーさん)さん
たどりついた。

ところが、彼女のサイトのセッションメニューには、
この素数糸かけ曼荼羅のことはまったく触れられていない。

ネットで検索すると、メアリーさんは各地に飛ばれていて、
たくさんの人々が自らのこのウツクシキモノを
造り出しているというのに、
ほとんどワークショップの案内が出回っていないらしく、
その大半がそのワークショップそのものの体験談。

今年はほぼ2か月も大阪に滞在するので、
何とかここでメアリーさんにお会いしてみたい、
このウツクシキモノに触れてみたい。

そこでメアリーさんにメールを送り、
夏の開催日程をうかがった。
ちょうど8月9日に神戸で開催される(実際には尼崎になった)と知り、
何とかここで、とそこに照準をあわせることにした。

ところが、日にちが迫ってもその詳細がわからぬままで、
多忙な彼女に督促メールを送るのも何だかなと思いつつ、
7月の終わりに再度問い合わせをしてみた。

ツアーから戻られたばかりのメアリーさんからお返事をいただき、
連絡先となっていたみやびさんに電話をかけてみた。

が、もう定員に達していて締め切られたという。

がーん……。

たぶん電話では相当がっついた口調で
私は話していたのではないかと思う(ごめんなさい)。
みやびさんが気を遣ってくださって、
何とか調整できないかみてくださるとのこと。

そしてめでたく9日に尼崎でのワークショップに
参加できることとなった。

はずだった。

結局は、メアリーさんにお会いする時機がまだ来ていなかったらしく、
台風からその通知をもらうこととなった。

結果的には、ワークショップが開催される予定の時刻には、
雨風共にさほど影響されるような状態では無くなっていたが、
メアリーさんの中でもGOが出なかったというから、
この日は何かを生み出す日ではなかったのかもしれない。

その代わりというのは失礼な言い方だが、
メアリーさんからみやびさんにバトンが渡され、
みやびさんによるワークショップを開催していただけることとなった。

当初は今日、ひろみーたの唯一の休日で、
デートをする予定だったがキャンセルさせてもらい
尼崎の崇徳院へ向かった。

町名標識

JRの立花駅には初めて降り立った。
崇徳院へ向かうまでの道中、気になる建物があったりして、
いつかゆっくり歩いてみたいと思ったりするも、
夏じゃなくて春とか秋がいいな。

今回の会場は高木屋さん。

なんと、今日の参加者は私一人。

軽くご挨拶をしてワークショップスタート。
どうぞよろしくお願いします。
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