上海燕樂堂

イツモココロニタイヨウヲ

<< July 2014 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 >>

月命日は賑やかに

積み木

妹からひなちゃんの子守りを頼まれた。
普段一緒にいることがないのでこれまで同様、
お兄ちゃんのいっけぴょんが保育園へ迎えに行って、
そのまま一緒に来てくれることになっているが、
ゆうべすごい形相で私を見ていたので、
大丈夫かなとちょっと心配。

今日は保育園の年中さんのお泊まり保育があるということで、
いつもより1時間はやめのお迎え。
ゆえにここへも1時間早く登場する。
が、私とちよちよは昨日の今日でへたばっていて、
もうちょっと時間あるよねと言いながら、
脱力モードでへたばっていた。

ところが、妹から連絡をもらってからいっけぴょんが来るまでの
時間の短いこと短いこと。
あっというまににわか保育園の開園となった。

途中ケロちゃんがお線香をあげに寄ってくれた。
そう、今日は父の月命日。

ひなちゃんは電池がきれることなく元気だが、
とっても良い子にしてくれていて、
ごはんを食べたり、一緒にぬりえをしたり楽しく過ごした。

次は来週の金曜日だな、と思ったら、
急遽日曜日も子守りすることになった。ははははは。
まあ、おじいちゃんが喜ぶだろうからがんばろう。
- : - : Edit

タヌキに化かされることもなく

台風8号「Neoguri」の影響で、飛ぶか飛ばないかが心配された飛行機。
一昨日までの時点ではこれは飛ばないぞと
予約を変更しようと考えていたが、
ちよちよが「ちゃんと飛ぶ」と言い、変更に同意してくれなかったので、
もうなるようになれ、とそのままにして今日を迎えた。

結局、急速に勢力が弱まり、ありがたいことに欠航になることなく、
私たちは浦東機場へ向かった。

家を出るのが少し遅くなってしまった上に、
チェックインカウンターが共同カウンターなのにほとんど閉じていて、
大して並んでもいないのに待たされる、待たされる。
文句を言いに行きたくなるぐらい待たされた。

その間、外ではスコール並みの突発的な雨が降り、
窓の向こうに見える屋根の上を雨が滝のように流れて行った。

身体検査のゲートでは、ハイカットシューズを履いていた男性が
靴を脱がされていた。私も足首まである靴を履いていたので
脱がされるかなと思ったが、そのまま通過。

特に買う物も無いので、飲み物など買って搭乗口で待つ。
MUは名古屋行きの欠航の通知が貼り出されていたが、
他は予定通り飛んでいる模様。

私たちが乗る飛行機は上海発ではなく、
鄭州から上海を経由して関空へ向かう上海航空のコードシェア便。
上海入りが少し遅れて登場予定時刻をまわってしまったが、
飛行時刻には間に合いそうな感じ。

のはずだった。

乗客が飛行機に乗り込んで、さあ出発だ!というところで
飛行機が動かない。
管制塔からの許可待ちで、暑い機内で延々待たされる。
暑いのは私だけかと思ったが、
前の座席の若い女性のこめかみから流れる汗、
斜め前の席では子どもを扇ぐ若いお母さん。
年配の紳士も汗を拭いている。

お詫びのアナウンスは何度も流れるが、なかなか動く気配がなく、
いよいよ滑走路に来たぞという状態からも長々待たされた。
腕時計を持たないとこういう時時間がわからなくて困る。

やっとこさ離陸した時には予定の時刻を1時間以上過ぎていた模様。

しばらくして機内食の時間。
私たちの前の列までカートがやって来た時、CAさんが後ろのカートに
「CHICKEN」と印字されたホイルに包まれたごはんをとりに行った。
嫌な予感がした。

私たちの列に来た時点で「申し訳ございません。メニューは魚のみに
なります」と中国語でいわれ、無条件に魚のごはんが置かれていった。

機内食20140710

FMのこの時間の魚のごはんは、
以前魚が臭すぎて食べるのが辛かった記憶があり、
テンションだだ下がりの状態で食べ始めたが、
今回はほとんどにおいが気にならず、ラッキー!と思う。
しかし、ちよちよは「臭い」と嘆く。そうだろうねえ。
隣の席の人もほとんど箸をつけていないように見受けられた。
(ちよちよによれば鶏肉のメニューは美味しいらしい)

一度気に入らないと思えば、
どこまでも文句を言いたくなる気持ちもわかるわけで、
ちよちよが「魚やのに、つけあわせも魚っておかしいやん」と愚痴る。

機内食20140710のつけあわせ

ま、たしかにね、どこまでも魚。

その後どれぐらい飛んだだろうか、
気流の悪いところを通過するので座席について
化粧室の使用を控えるようにとアナウンスがあったが、
上手く通り過ぎたようで、全く揺れることなく
無事に関空に到着した。

入国審査では、特別混んでいるというわけでもなかったが、
並ぼうとしたとたんに声をかけられ、
私たちのパスポートは事務室のようなところへ消えて行った。
な、なんでしょう……。

待っている間に外国人受付の方から別の係官の人がこちらへ向かって
「日本の方ですか?」と声をかけながら向かってくる。

あ、今何やら向こうで手続きしてくださっていてと慌てて答える。

サービスよすぎて逆にコワい。
私たち何にも持ってないし、何にもしてないデス〜。

妙なVIP待遇を受けた後、荷物を受け取って税関へ。

こちらでは実習中のような若い係官。
私が書いた告知書を見て、住所を確認された。
聞けば彼は私の中学校の後輩だった。
こんな偶然あるものなんだねえ、ビックリ。
お仕事がんばってね。

関空からは梅田まで空港バスに乗って、
いつもなら市バスで淀川を渡って実家へ向かうが、
今日は普段以上に疲れているのと、天気が気になったので
梅田からタクシーに乗る予定だった。
そこを気を遣って妹夫婦が梅田まで迎えに来てくれた。
姪っ子ひなちゃんは眉間に皺を寄せながら私の顔を凝視する。
明日彼女の子守りなんですけど、大丈夫でしょうかね、私。

タヌキに化かされることはなかったが、
どっと疲れた半日だった。
comments (2) : - : Edit

カップル画・2014

氷室先生透視画2014

海外に住んでいると、
日本にいる人が羨ましくて仕方ないというコトが
ヤマのようにあるものだが、
こういう時は上海に住んでいてヨカッタなと思うわけで、
今年も氷室先生の透視画セッション。

今年は11月に銀婚式を迎えることもあり、
これからの(金婚式までの)25年を見据えるといった感じで
ナイアガラさんとのカップル画をお願いすることに。

今日のために、先月ナイアガラさんが小学校の恩師と撮った写真を
微信経由でわけてもらっていた(何で欲しいのん?と不思議がられた)が、
顔が完全に正面を向いていなかったことと、
5日に上海成龍電影藝術館へ行った時にちよちよが撮ってくれた写真が
おもしろかったので、両方の写真を持って会場へ。

先生、その写真にバカウケで、
悪のり状態で「これで描きましょう!」ということになり、
簡単な仮装をしているバカ夫婦の写真で描いていただくことに。

2011年にナイアガラさんと描いていただいた時も、
そしてその後私一人の絵でナイアガラさんとのことに
触れていただいた時も、とにかく何度も親子、夫婦として
出会っていると言われたが、やはり今回も。

今回は、仲睦まじい年配の状態の老夫婦の姿が
最も目立って見えるとのこと。
過去には貧しいがゆえにナイアガラさん(息子)を早々に手放して
しまったり、私が策略にはまって左遷された役人だった時を
ナイアガラさん(妻)に支えてもらったり、
或いは私が彼を支えたりという割と若い頃の情景だったが、
老夫婦、それも互いに自分たちの人生に感謝していたというのが
とても嬉しかった。

そして晩年は何やら南の島らしきところで
まったりと過ごしているイメージが。
「老後もラブラブでいいじゃないですか」と言われるも、
ナイアガラ氏に「ラブラブ」という言葉は似合わないなー。
それでも今のようにそれぞれがそれぞれの好きなことをしながら
ほどよい距離感で共に過ごしていけるならそれはラブラブなのかも。
旅行ではなく、住んでいる感じだということで、
将来を楽しみにしておこう、ひっひっひ。

ちなみに私たちが身につけているのは、
上海成龍電影藝術館の2階にある
小さな化粧前のある体験コーナーに置かれていた戯劇グッズ。
私がかぶっているものは、本当はもっと顔にぴったりつくべき
ものであるはずなのだが、なにせ頭も顔もでかいものだから、
何やらピンポンパンのお兄さんのようになってしまった。
まあ、それもええやん(と、自分を慰めてみる)。

とにかく「とても信頼されている」と何度か言われたことが
今日一番グッときたところ。
私はもっと自己信頼を増やせるように心がけよう。
- : - : Edit

語呂合わせ

哈根速递1

郵便受けからとってきたダイレクトメールやチラシなどを
廃品回収に出すために整理していたら、
ハーゲンダッツの宅配のチラシがあった。

特に注文する機会も無さそうなので、
そのまま処分しようと思って何の気無しに裏表紙をみたら、

哈根速递2

WebサイトのURLの下に、宅配注文の電話番号、
そしてその下にさりげなく漢字で
「四零零玖ー冰淇淋ー冰淇淋」と書いてあった。

ははは、天下のハーゲンダッツさんも語呂合わせってやるのねん。

「冰淇淋(bīng qí lín)」はアイスクリームのこと。
アイスクリームの発音に近い音の数字をさがして選んだら
番号は「870(bā qī líng)」になったわけだね。

ちなみに先日うだうだっと書いた麦当勞の宅配「麦楽送」の番号は、
4008−517−517。
電話番号やホテルの部屋番号などの数字を言う際、
「1(yī )」は「7(qī)」と聞き間違えることがあるため、
「yī 」ではなく「yāo」と発音する。
なので「517」は「wǔ yāo qī」。
これは「食べたいねん!」という意味の
「我要吃(wǒ yào chī )」の語呂合わせ。

万年中国語初心者のワタクシにとっては、
こういう些細な言葉遊びがツボだったりするのねん。
- : - : Edit
<< 1 2