上海燕樂堂

イツモココロニタイヨウヲ

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米子母娘珍道中[3]

みんなは昨日のうちに大阪へ帰り、
ちよちよと私は今日の米子駅前17時半発のバスに乗るまで米子観光。

のはずだったが、
昨日の記録的な暑さにちよちよダウン。
本当に暑かったもんね。

とりあえずサクッと米子市の中心地をみてちょうだい、
ということで、バス好きの彼女を米子市循環バスの
だんだんバス」へ案内する。

バスの中には、もうご自身では車の運転をされないだろうという感じの
おじいちゃんおばあちゃん。
ただただ街の景色を観るだけだが、それでもちよちよゴキゲン。
これで調子が良ければ途中下車して散策もできたんだけどね、またね。

米子駅前から乗って1時間弱。また米子駅前に戻ってきた。

大山る〜ぷバスにも乗りたかったけれど、
この感じでは時間調整が難しそうだなと判断し、
高速バスの営業所へ向かう。
そこで便を15時発のバスに変更してもらった。
席に空きがあって良かったよ。

彼女の体調ではあちこち歩いてまわることは無理だとわかったので、
タクシーに乗って蕎麦を食べに行くことに。
昨日の時点ではタクシーに乗ってまで行くのはどうかと思っていたが、
ここはフンパツしちゃおう。

駅前から念願のつばめタクシーに乗車。
ツバメに見えないツバメの親子がつばめのタクシーに乗る。
一人でほくそ笑む(アホやねえ)。
向かう先はひの木家の観音寺店。

今回、蕎麦は今まで食べに行ったことのない店へ行こうと
大阪でお店をチェックしてみたけれど、
あいにく徒歩やバスで行けそうで且つ行ってみたいと思った店は
皆日曜日が定休日だった。
それで結局はいつものひの木家を選んだわけだが、
記憶に間違いがなければ、いつも父が連れて行ってくれたのは米原店で、
観音寺店は初めて。自分たちだけで行くのも初めて。ちょっとドキドキ。

観音寺店は、JR山陰本線の東山公園駅から
散歩がてら歩いていける距離にあるものの、
1時間に1本か2本しかない電車に乗るのは時間調整が難しい。

ひの木家1

タクシーの運転手さんが帰りを心配して、
「ここだとたぶん20分ぐらい待っていただくことになると思いますが」と
配車手配用の名刺をくださった。ありがたい。

ひの木家2

通りはとても静かだが、車はたくさん停まっている。
店に入るまでに車が出て行ったと思ったらまた別の車が。

ひの木家3

席はあるかな、どうかな。
ドキドキしながら店内へ。

残念ながらテーブル席も座敷も満席。
中央にある相席用のテーブルに座る。

注文するのは、三色そば(1080円)。
普通のわりご、とろろ、いか天と3つ楽しめる。

ひの木家4

器からはみ出すいかの天ぷら。
甘めの蕎麦つゆと相性バツグン。

ひの木家5

とろろもたっぷり。

ひの木家6

わりごは、注文すれば何枚でも出してもらえるので、
向かいに座っていた男性は三色そばに1枚追加してもらっていた。
ロシア人っぽい女性も同席していた。

海に面していて、お隣には境港の漁港もあるので、
ロシアや韓国の人たちを見かけるのは珍しいことではないが、
こんな静かな住宅地の中の店で見かけるとさすがに不思議な感じ。

昨日、妹一家は大阪へ帰る前にひの木家のどこかの店に寄ったらしく、
LINEで写真を送ってくれたが、
弟一家と母は蕎麦を食べられなかったので、
生蕎麦をお土産に買って行くことにする。

おなかもココロも満足したところで店を出て、
つばめタクシーから車輌をまわしてもらい、
今度は天満屋へ。

ここでしばらく休憩がてらお店をみてまわり、
だんだんバスを待つ。
日曜のお昼間やのに静かやねえ。
みんなどこにいてはるんやろ。

バスで米子駅前まで戻り、ちよちよを待たせておいて
私はホテルへ荷物を引き取りに。

駅でお土産を少し買って、
最後は二十世紀梨ソフトなんぞ食べてみる。

二十世紀梨ソフト

さっぱりした甘さで美味しい。ごちそうさま。

さあ、まだ暑い時間やけど大阪に帰ろう。
じいちゃんまたね。
- : - : Edit

米子母娘珍道中[2]

ゆうべ寝る前に見た天気予報で
今日の米子は最高気温36℃の予想と出ていたが、
今朝のテレビでは37℃、ってすでに1℃上がってるやん!

がるるるる〜。
それでなくても暑いのに、黒服着なあかんのかねえ。
あかんやろね。
ちよちよはパンツスーツ、私もスカートが長いから、
パンティストッキングをはかなくて良い分だけよしとしよう。
おばちゃんソックスストッキング万歳!

お寺さんまでは涼しい時期なら良い散歩コースだが、
今日は無理せず駅前からタクシーに乗車。
つばめタクシーに乗りたかってんけどなー。
でも運転手さんええひとやったから、ええねん。

弟一家、妹一家、そして母も明け方に大阪を出て、
車で米子入り。おつかれさま。

父の葬儀は会社との合同葬にしたこともあり大阪で執り行った。
米子の親族は高齢者が多く、また伯母の法事も重なっていたため、
今日の納骨式はただただ納骨するだけでなく、
米子での「告別式」の意味合いもある。
昼前の暑い時間だったが、たくさんの方々に参列いただいた。

納骨時には背中がジリジリ灼かれる暑さで、
みんな辛そうだったが無事に終え、今度は皆生温泉へ移動。

ゆるり1

皆生の宿 ゆるり

ゆるり2

ええ雰囲気のところやねえ。

ゆるり3

ひゃ〜、大人の世界やわ。
私にはまだまだ敷居が高い感じ。

ゆるり5

ロビーより部屋の方が涼しいからということで、
全員揃う前に順次会場へ案内されていく。

ゆるり6

親族や父に縁のある方々との会食だったので写真は我慢。
食前酒に出て来た梨のワインがとても美味しいと、
普段ワインを飲まないちよちよがうっとりしている。
食後にフロントでたずねてみたところ、
丁寧に調べてくださり、米原のホープタウンにあるマルイの中の
酒屋さんで取り扱いがあると教えてくださった。

食事の最後はみんなで記念撮影。
ケロちゃんに写真を撮ってもらう。
給仕のおばちゃんにシャッターを押すのをお願いしたら、
おばちゃんの仕事用の電話が鳴って、
シャッターを押すのと電話をとるのと、どうしようどうしようと
おばちゃん軽くパニック状態。
仕事の手を止めてはいけないからと、
全員で写真に入るのを諦めたが、おばちゃん優しくて、
用が済んだら「私、撮りますよ」と撮ってくださった。

会がお開きになった後、
用意していただいたタオルを持って
温泉につかりたい組の皆さんは大浴場へ。
塩湯は苦手なので、ロビーでお茶をいただきながらまったり。

ゆるり4

その後、弟に車で送ってもらってちよちよと私はホテルへ。

昨日チェックインした後休憩しすぎて出かけるのがイヤになったので、
今日はこのまま出かけようと荷物だけ置いて部屋を出る。

しかし暑〜い。

もう18時だというのにうだるように暑い。

梅田のような夜が遅い街なら、完全に日が暮れてから出ても
まだお店も開いているだろうけれど、
ここはもう時間ギリギリかもしれないのでがんばって歩こう。

前回歩いた時にはアーケード撤去真っ最中だった
元町サンロード。
ここは昔の出雲街道だったそうだ。
それにしてもお店があいていなくて、今日はお休み?それとももう……。

元町サンロードのお茶屋さん

かろうじて数軒お店があいていて、今日は夜に市がたつようで、
何やら出店の準備が始まっていた。

そしてほっしょうじ通りのヨナゴフィルムでええもんもろた。

ネギマンうちわ1

ひゃひゃひゃ、ネギマンのうちわやで〜。

裏は第四次米子映画事変のお知らせやん。

ネギマンうちわ2

今度、ネギマンのDVD買おっと。

ほっしょうじ通りから本通商店街へ出るも、
みーんなシャッターがおりていて、がっかり。
かろうじてあいていたステキな雑貨屋さんで洋服を買って、
イオン経由で米子駅前のハートインで買い物してホテルへ戻った。

27時間テレビのSMAPを観たり観なかったり。
私は1階のコインランドリーで洗濯。

お昼ごちそうをいただいたので、
今晩はコンビニのお弁当。

コンビニのカニ寿司

さすが山陰。かにちらし寿司も売っているんだね。

それにしても今日は暑すぎた。
街歩きはできなかったな。
熱中症にならなかったぶん、よしとしよう。

何より納骨が無事に終わったんだし、ね。
- : - : Edit

米子母娘珍道中[1]

明日の納骨式を前に、
ちよちよと私は12時半の高速バスで梅田から米子へ向かう。

予定では女の子の日が重なって、
死にそうになりながら行くはずだったが、
どうしようと思いすぎたからかそれは回避出来、
立てねばならぬのはむしろ暑さ対策。
たった2泊3日の国内移動に、普段上海ー大阪を
移動するのに使っている大きなスーツケースを持って行くなんて
ナンセンスな話だと思いつつも、
二人分のフォーマルウェアと靴、鞄、女の子の日用グッズ、
そして大量の着替えを詰めたら、ほとんど余裕は無かった。

2011年の時同様、一番前の席に座ったらば、
まあ、思いの外暑くて暑くて、よく見れば運転手さんも
時折汗を拭き拭き運転されていた。

次に夏のこの時間に乗る時は、
後ろの方の席にしよう、そう思ったが、
正面の景色をみるのは捨てがたいなあ。

道はとってもすいていて、バスは定刻に米子駅前に到着。
ホテルにチェックインして、しばし休憩。

今回のお宿は、東横イン。
前回の米子タウンホテルが満室で泊まれなかったのだが、
全国チェーンだけあってフロントの対応も建物のもろもろもきれい。
ただ、ツインの部屋はスーツケースを広げる場所が無くて残念。

東横インの部屋の窓から

窓をあけると虫が入るということで、窓をあけるのが禁止になっていた。
それでも窓の向こうには青い空と米子駅の後ろに緑が広がる。

夕飯は、ドロンジョちゃんと一緒に行った
二代目 居酒屋 ばんらい」へ向かうも、あいにく満席で食べられず。
場所をかえて、「山陰漁酒場 丸善水産 米子店」へ。

天ぷらが人気もしくは名物なのか、
テーブルの上に天つゆの入った大きなポットがあって、
お茶と間違えそうになってしまい一人で大笑い。

丸善水産1

お通しが蟹。いひひ、すでにラッキーな気分。

丸善水産2

砂丘長いもの短冊。おかわりしたい衝動にかられる。

丸善水産3

弓ケ浜の郷土料理「いただき(ののこ飯)

ちょっと甘めのもっちりした炊き込みごはん。
おあげさんの中に、洗い米、野菜を詰めてだし汁で炊いてある。

丸善水産4

初めて食べるのに懐かしさがこみあがってくるような味わいで、
いくつも食べたいと思う。

丸善水産5

こちらは「丸善名物 がいな焼」
「がいな」とは米子の言葉で「大きい、巨大な」という意味。
3種類の中から具材が選べ、私たちは「しまめいかのがいな焼」を選ぶ。
(外は、大山鶏、山水園ポーク)
たれも3種類の中から選べるようになっていて、
私たちは「こく旨味噌バター」を選んだ。

丸善水産6

あつあつはふはふ、んまんま。
大山鶏の方がさらに美味しかったかもかも。

そして、ちよちよが食べたがっていたのどぐろ。
今日は煮付けで。

丸善水産7

白身なのに脂がのっていて、でもあっさり食べられるのどぐろは
父の好物の一つでもあった。
私はにぎりで2貫いただく。美味しいねえ。

ちょーっと食べ過ぎたねえ。おなかはちきれそうだよん。
ごちそうさまでした。
イオンに寄って買い物してホテルへ帰ろう。
明日は納骨式。
- : - : Edit

比薩餅

ピザ

たまにはピザも悪くないね。
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ヨンミー

ヨンミー

シルシルミシルさんデー』の「全国ご当地パンNo.1決定戦SP」で
大阪府代表でエントリーしていた神戸屋の「サンミー」、
実は私は食べたことがなかった。

それは今度の帰省で食べてみなあかんなー思っていたら、
スーパーにあった「ヨンミー」。

「サンミー」は、ビスケット生地と、クリーム、
そして生地の上のチョコレートの3つの味が楽しめるので「サンミー」。

ならば「ヨンミー」はといえば、4つの味が楽しめるから「ヨンミー」。

まんまやん。

今、販売されているのは草津メロン味。
袋から出して写真も撮ってみたが、見てもよくわからないのでボツ。
中にメロンのジュレとクリームが入っていて、
生地もメロン・オ・レ味となかなか凝っている。

残念ながら私はメロンが好きではないので、
感動をおぼえるということはなかったが、
サンミーを食べて育った人には懐かしさと新しさが混じって
ええ塩梅のパンなんやろね。

私はどちらかといえば、滋賀県長浜市の「つるやパン」のサラダパンを
食べてみたいな。
ごめん、元・大阪市民やけど。
- : - : Edit

ここにもマスキングテープ

エイトレンジャー2マスキングテープ

セブンイレブンでセブン銀行のATMを利用。
ふと見ると、エイトレンジャー2のコラボ商品が。

うはは、ここにもマスキングテープ。
ついつい買っちゃったやん。

何に使おっかな。
- : - : Edit

初パン

スイートレザン

ちよちよが初めて作ったスイートレザン。
レーズンがあまり好きではない彼女は、
規定の分量よりも少なくして作ったそうだが、
それでもんまんま。

次は何を作ってくれるか楽しみだにゃん。
- : - : Edit

月命日は賑やかに

積み木

妹からひなちゃんの子守りを頼まれた。
普段一緒にいることがないのでこれまで同様、
お兄ちゃんのいっけぴょんが保育園へ迎えに行って、
そのまま一緒に来てくれることになっているが、
ゆうべすごい形相で私を見ていたので、
大丈夫かなとちょっと心配。

今日は保育園の年中さんのお泊まり保育があるということで、
いつもより1時間はやめのお迎え。
ゆえにここへも1時間早く登場する。
が、私とちよちよは昨日の今日でへたばっていて、
もうちょっと時間あるよねと言いながら、
脱力モードでへたばっていた。

ところが、妹から連絡をもらってからいっけぴょんが来るまでの
時間の短いこと短いこと。
あっというまににわか保育園の開園となった。

途中ケロちゃんがお線香をあげに寄ってくれた。
そう、今日は父の月命日。

ひなちゃんは電池がきれることなく元気だが、
とっても良い子にしてくれていて、
ごはんを食べたり、一緒にぬりえをしたり楽しく過ごした。

次は来週の金曜日だな、と思ったら、
急遽日曜日も子守りすることになった。ははははは。
まあ、おじいちゃんが喜ぶだろうからがんばろう。
- : - : Edit

タヌキに化かされることもなく

台風8号「Neoguri」の影響で、飛ぶか飛ばないかが心配された飛行機。
一昨日までの時点ではこれは飛ばないぞと
予約を変更しようと考えていたが、
ちよちよが「ちゃんと飛ぶ」と言い、変更に同意してくれなかったので、
もうなるようになれ、とそのままにして今日を迎えた。

結局、急速に勢力が弱まり、ありがたいことに欠航になることなく、
私たちは浦東機場へ向かった。

家を出るのが少し遅くなってしまった上に、
チェックインカウンターが共同カウンターなのにほとんど閉じていて、
大して並んでもいないのに待たされる、待たされる。
文句を言いに行きたくなるぐらい待たされた。

その間、外ではスコール並みの突発的な雨が降り、
窓の向こうに見える屋根の上を雨が滝のように流れて行った。

身体検査のゲートでは、ハイカットシューズを履いていた男性が
靴を脱がされていた。私も足首まである靴を履いていたので
脱がされるかなと思ったが、そのまま通過。

特に買う物も無いので、飲み物など買って搭乗口で待つ。
MUは名古屋行きの欠航の通知が貼り出されていたが、
他は予定通り飛んでいる模様。

私たちが乗る飛行機は上海発ではなく、
鄭州から上海を経由して関空へ向かう上海航空のコードシェア便。
上海入りが少し遅れて登場予定時刻をまわってしまったが、
飛行時刻には間に合いそうな感じ。

のはずだった。

乗客が飛行機に乗り込んで、さあ出発だ!というところで
飛行機が動かない。
管制塔からの許可待ちで、暑い機内で延々待たされる。
暑いのは私だけかと思ったが、
前の座席の若い女性のこめかみから流れる汗、
斜め前の席では子どもを扇ぐ若いお母さん。
年配の紳士も汗を拭いている。

お詫びのアナウンスは何度も流れるが、なかなか動く気配がなく、
いよいよ滑走路に来たぞという状態からも長々待たされた。
腕時計を持たないとこういう時時間がわからなくて困る。

やっとこさ離陸した時には予定の時刻を1時間以上過ぎていた模様。

しばらくして機内食の時間。
私たちの前の列までカートがやって来た時、CAさんが後ろのカートに
「CHICKEN」と印字されたホイルに包まれたごはんをとりに行った。
嫌な予感がした。

私たちの列に来た時点で「申し訳ございません。メニューは魚のみに
なります」と中国語でいわれ、無条件に魚のごはんが置かれていった。

機内食20140710

FMのこの時間の魚のごはんは、
以前魚が臭すぎて食べるのが辛かった記憶があり、
テンションだだ下がりの状態で食べ始めたが、
今回はほとんどにおいが気にならず、ラッキー!と思う。
しかし、ちよちよは「臭い」と嘆く。そうだろうねえ。
隣の席の人もほとんど箸をつけていないように見受けられた。
(ちよちよによれば鶏肉のメニューは美味しいらしい)

一度気に入らないと思えば、
どこまでも文句を言いたくなる気持ちもわかるわけで、
ちよちよが「魚やのに、つけあわせも魚っておかしいやん」と愚痴る。

機内食20140710のつけあわせ

ま、たしかにね、どこまでも魚。

その後どれぐらい飛んだだろうか、
気流の悪いところを通過するので座席について
化粧室の使用を控えるようにとアナウンスがあったが、
上手く通り過ぎたようで、全く揺れることなく
無事に関空に到着した。

入国審査では、特別混んでいるというわけでもなかったが、
並ぼうとしたとたんに声をかけられ、
私たちのパスポートは事務室のようなところへ消えて行った。
な、なんでしょう……。

待っている間に外国人受付の方から別の係官の人がこちらへ向かって
「日本の方ですか?」と声をかけながら向かってくる。

あ、今何やら向こうで手続きしてくださっていてと慌てて答える。

サービスよすぎて逆にコワい。
私たち何にも持ってないし、何にもしてないデス〜。

妙なVIP待遇を受けた後、荷物を受け取って税関へ。

こちらでは実習中のような若い係官。
私が書いた告知書を見て、住所を確認された。
聞けば彼は私の中学校の後輩だった。
こんな偶然あるものなんだねえ、ビックリ。
お仕事がんばってね。

関空からは梅田まで空港バスに乗って、
いつもなら市バスで淀川を渡って実家へ向かうが、
今日は普段以上に疲れているのと、天気が気になったので
梅田からタクシーに乗る予定だった。
そこを気を遣って妹夫婦が梅田まで迎えに来てくれた。
姪っ子ひなちゃんは眉間に皺を寄せながら私の顔を凝視する。
明日彼女の子守りなんですけど、大丈夫でしょうかね、私。

タヌキに化かされることはなかったが、
どっと疲れた半日だった。
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カップル画・2014

氷室先生透視画2014

海外に住んでいると、
日本にいる人が羨ましくて仕方ないというコトが
ヤマのようにあるものだが、
こういう時は上海に住んでいてヨカッタなと思うわけで、
今年も氷室先生の透視画セッション。

今年は11月に銀婚式を迎えることもあり、
これからの(金婚式までの)25年を見据えるといった感じで
ナイアガラさんとのカップル画をお願いすることに。

今日のために、先月ナイアガラさんが小学校の恩師と撮った写真を
微信経由でわけてもらっていた(何で欲しいのん?と不思議がられた)が、
顔が完全に正面を向いていなかったことと、
5日に上海成龍電影藝術館へ行った時にちよちよが撮ってくれた写真が
おもしろかったので、両方の写真を持って会場へ。

先生、その写真にバカウケで、
悪のり状態で「これで描きましょう!」ということになり、
簡単な仮装をしているバカ夫婦の写真で描いていただくことに。

2011年にナイアガラさんと描いていただいた時も、
そしてその後私一人の絵でナイアガラさんとのことに
触れていただいた時も、とにかく何度も親子、夫婦として
出会っていると言われたが、やはり今回も。

今回は、仲睦まじい年配の状態の老夫婦の姿が
最も目立って見えるとのこと。
過去には貧しいがゆえにナイアガラさん(息子)を早々に手放して
しまったり、私が策略にはまって左遷された役人だった時を
ナイアガラさん(妻)に支えてもらったり、
或いは私が彼を支えたりという割と若い頃の情景だったが、
老夫婦、それも互いに自分たちの人生に感謝していたというのが
とても嬉しかった。

そして晩年は何やら南の島らしきところで
まったりと過ごしているイメージが。
「老後もラブラブでいいじゃないですか」と言われるも、
ナイアガラ氏に「ラブラブ」という言葉は似合わないなー。
それでも今のようにそれぞれがそれぞれの好きなことをしながら
ほどよい距離感で共に過ごしていけるならそれはラブラブなのかも。
旅行ではなく、住んでいる感じだということで、
将来を楽しみにしておこう、ひっひっひ。

ちなみに私たちが身につけているのは、
上海成龍電影藝術館の2階にある
小さな化粧前のある体験コーナーに置かれていた戯劇グッズ。
私がかぶっているものは、本当はもっと顔にぴったりつくべき
ものであるはずなのだが、なにせ頭も顔もでかいものだから、
何やらピンポンパンのお兄さんのようになってしまった。
まあ、それもええやん(と、自分を慰めてみる)。

とにかく「とても信頼されている」と何度か言われたことが
今日一番グッときたところ。
私はもっと自己信頼を増やせるように心がけよう。
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