上海燕樂堂

イツモココロニタイヨウヲ

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愛の色を紡ぎ奏でる三人展[2・28]

正直、私に縁のある人にたくさん来場していただけるとは
思ってはいなかった。

というのも、学校を卒業するたびに
それまで近しい間柄だった人々とのおつきあいが終わり、
上海へ移住してから日本在住の人々とのおつきあいも
ほとんど無くなっていたし、
ここ10年で知り合った人々で日本在住の人が
必ずしも関西在住というわけではなく。
特に連休があるわけでもない2月の一週間に、
わざわざ祇園まで足を運んでいただこうなんて、
とてもとても望めないと。

それで、案内はがきを作る際も、
印刷枚数を祐三子さんと相談した時、
私の分はオンラインでお知らせするから要らないと言った。
結局は30枚ほど残してもらったが。

今回の帰国の第一の目的は父の一周忌法要。
その時に親族の前で、
「実は先日まで祇園で作品展やってました」と
事後報告するのもなんだかなと思ったので、
関西の親戚にだけははがきを送っておくことにしたから。

せっかくなので、と
今も細々と繋がりのある友人にもちょこっとはがきを送った。

+++++++++++++++++++++++++++++++++++

今日はちよちよが上海へ戻る。
これから10日間、中華の自由な男性陣と共に上手く過ごしてね。
来月上海の家で再会しませう。

土曜日なので梅田からは通勤族の皆さんの代わりに
行楽客の皆さんと共に河原町へ。

また高島屋の古市庵でおむすびを買って、一路西利さんへ。

と、四条大橋で「つーちゃん!」という声が。

へ?

よく見ると目の前にネコ耳倶楽部の皆さんが!!
うひょー!!!

「後で行くからね〜」と、皆さんお出かけ。
私は橋を渡る。

今朝、出かける前にニジイロツバメにWSの案内を載せて、
阪急の中でLINEと微信にもあげたのだけれど、
電車の中で日にちを書き間違えていたことに気づき、焦る焦る。

今日が土曜日だとわかっていたのに、
今日は午後からお楽しみ会があるから
WSは日曜日から開催だと決めていたのに、
ちよちよが上海へ戻るのは28日だと覚えていたのに、
なーんで、日にちを間違えるかな。

3月1日からと書くべきところ、2月28日からと書いてしまった。

それを慌てて修正しようと試みるも、
海外ローミングでネットにあがっている関係で、
自分のブログが表示されず、修正できない!

そこで、ギャラリーに着いてからちよちよに電話をして、
ブログを修正してもらった。彼女の便が朝イチでなくて良かったよ。

そんなこんなで、朝からドタバタ。
4日めともなると、ちょーっと緊張が緩んでいけませんな。
そんな反省をしているところに、徳島からヤマキタセンセイが!
「ちょこっと時間ができたから」と、バスでかけつけてくださった。

お楽しみ会まではまだまだ時間があるので、一緒にくるくる。

ヤマキタセンセイとパステル

楽しんでいただけたようで何より。
 *ハジメマシテノ 〜パステルあそび〜

センセイからカリカリナツメのリクエストもいただき(ひひひ)、
次は上海でお会いしませう。アリガトウゴザイマシタ。

絵を描いている途中で天王寺の伯母も来てくれた。

ネコ耳さんはみんな相変わらずパワフルで、
うっかりして午前中どこへお出かけしてはったんか
お話聞くん忘れてしもてた。

さちねこさんにすごくパワーが強いと言われ、
世界総つばくろん化計画がバレてしまったかと驚いたよん。
みんなぶーちゃんにしてやる〜、びびび。
(そんな計画はどこにも無い)

そのさちねこさんとのことで驚きだったのが、
私が送りつけたはがきに仕方なく釣られて来てくれた、
中学時代の友人たんちゃんとの繋がり。

たんちゃんと私は中学時代、
クラスが一緒になったことは一度もなかったが、
生徒会で彼女が会計委員長、私が書記局長になってからのオトモダチ。

ネコ耳むかちゃんが小さい頃に住んでいた場所や
通っていた保育園の話をたんちゃんにして、
このご縁ってすごいでしょ〜なんて話をしていたら、
そのたんちゃんとさちねこさんが高校の同窓生だったことが発覚。
彼女たち二人にしかわからない人の名前もどんどん出て来て、
おばちゃんったら驚き桃の木山椒の木。
なんかあちこち繋がっていくやん、おもしろいやん。

だんだんお楽しみ会の時間に向けて人が増えて賑やかさが増して来た。

弟夫婦と姪っ子たまちゃんも来てくれた。
食事に出ていた伯母もお楽しみ会のために再び来てくれた。
やがてUNICEF時代の懐かしい顔、裕子さんと陽子さんも。

そしていざ、お楽しみ会へ。

まずは「媽媽(ママ)」の皆さんの二胡演奏。

お楽しみ会3

そして、正木由子さん、朝野典子さん、祐三子さんによる歌を経て、
インディアンフルートと全員参加のパーカッション演奏による
お楽しみタイム。

お楽しみ会1

それぞれ気に入った「鳴りもの」を手にとって、
典子さんのインディアンフルートにあわせて鳴らしたり踊ったり。

お楽しみ会2

たまちゃんは恥ずかしいのか、
大人たちがノリノリのこのノリにのりきれないのか、
お父さんとお母さんの間に立っていたけれど、
こんなお遊びは普段からもっとあちこちで体験できるといいね〜。

さらに、今日はオモシロイことがあって、
関東で美術を専攻している青年が、たまたまここへ来て、
目をキラキラさせる出来事があったのねん。

それは、蠅。

蠅をテーマに創作している彼は、祐三子さんの作品を観て
目がハートになっちゃったの。
それはそれはもう前のめりで祐三子さんと話をしたくて、
でもちょうど祐三子さんは他の人とお話中で、
宮下さんが「こっちの作品はもう観た?」と私の絵の方を指して
声をかけたけれど、眼中に無しって感じで祐三子さんを
待っていたんだな。

最初、宮下さんと私は蠅にトキメイテいることを知らなかったから、
彼が何にそんなに興奮しているのか全くわからなかったんだけど、
蠅だとわかってから妙に納得。
これもまたステキなご縁。

毎日西淀川と祇園を往復して、且つ8時間会場に居続けるのは
自身が思っているよりチカラが要るけれど、
予測出来ないさまざまな出逢いからもらうチカラも大きくて。
祐三子さんと宮下さんの出逢い、
祐三子さんとの再会が与えてくれた機会だけれど、
今日ここに居るのは、父のおかげだ。
通常私が春の時期に一時帰国することはない。
父の一周忌法要がなければ、声をかけてもらってもこの時期に
帰国することはなかった。

お父さん、ありがとう。
明日もまた楽しみだ。
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愛の色を紡ぎ奏でる三人展[2・27]

今日も今日とて通勤族の皆さんと特急移動。
長距離通勤の皆さま、本当におつかれさまデス。

今朝は高島屋に寄ってお手洗いを拝借した後、
地下の食料品売り場にあった古市庵でおむすびを買う。
また一つ楽しみが増えた。

西利祇園店1

やっとお店の入口写真を撮影する余裕もできた。

西利祇園店2

2階の味わい処に一度は行ってみたいねえと言いつつも、
二人で一緒に会場を抜けるわけにはいかないので、
実現させるのは難しそう。

左回りのお知らせ

祐三子さんの作品は『静子』というおはなしで、
文章が縦書きになっていることから、
左回りで読んでもらう必要があるが、
会場の配置の都合上、入場して来た時の動線を無視することになるので
お知らせの紙を2箇所にぺったん。そしてコレを机の上に。

パステルアートの説明

パステルアートそのものへの質問も多かったので、
解説文も作ってみた。

今日は、しょっぱなステキな奥様が二人。
なんと悦栄さんのオトモダチ。
悦栄さん、今はバンコク在住だが、その前は上海。
上海虹文庫JWNでパワフルに活動していた
頼もしい存在(今もだけどね)。
そんな悦栄さんが宣伝してくれていたのねん。アリガトウ。

酵素玄米のごはん

遅めのランチ(毎日3時のおやつのような時間に食べている)は、
祐三子さんのオトモダチ特製、酵素玄米のごはん。
中にはネギ味噌が。うまうま〜。
足りないところは私が買って来たおむすびを。
パンがダメなわけではないけれど、やっぱりお米はいいよ〜。

金曜日、このギャラリーは他の日よりも時間が長くて20時までなのだが、
祐三子さんが毎日11時から詰めている私を気遣ってくれて、
早帰りさせてくれることになったので、今日はちょいはやめに失礼する。
明日ちよちよが上海へ、明後日けびがメルボルンへそれぞれ発つし、
パステルWSのために揃えたいものもまだあったから。

上手くみつけられるといいんだけど。
そして明日はお楽しみ会。
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愛の色を紡ぎ奏でる三人展[2・26]

中国ネタ作品三点
今朝も通勤族の皆さんと特急で河原町まで。

会場で一人受付をしながらちまちまと掲示物を作っていたら、

あれれ??

えー!?

なんと、松阪からけーちゃんが来てくれた。

一瞬、えらくこの人似てる人やけど、
どなたさん??って思ってしまった。

けーちゃんが本帰国してから何年経つのだろう。
そもそも上海でもそんなに頻繁に行動を共にしていたわけではなく、
細々とネットで繋がっている関係。
そんなけーちゃんがわざわざ絵を観るだけのために
松阪から祇園まで来てくれた。
アリガトウ。

ん年ぶりの再会なのに、
大して実の無い話ばっかりでごめんなさい。
でも、話しているうちに感極まって二人で涙。
あの涙は何だったんだろうね。
とっても嬉しかった。

次に会えるのがいつになるかわからないので、
せっかくだから写真を撮ろうと、スマホの自撮りに挑戦したけど、
今回は上手くいかなかったよー。ぶれぶれやった。残念。
また次があるってことやんね。
また会おうね。

夜は帰りに梅田のToolsへ寄って、
石油系のフィキサチーフや、ホルダー消しゴム、
パステルアート用に使う紙など購入。
どの紙にするかかなり迷って、数種類のスケッチブックを購入。
本当はペーパーカッターも欲しかったんだけどどうも見当たらない。
店員さんにたずねればいいのに、
時間が無いからとそそくさと会計を済ませ店を出た。

昨日のダイソーのレシートが20:58、
今日のToolsのレシートが20:54、綱渡りのような買い物だにゃ。
明日も楽しみやね。
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愛の色を紡ぎ奏でる三人展[2・25]

初日とはいえ、平日。
夕方はイベントを用意しているので、
きっと祐三子さんのオトモダチがたくさん来てくださることだろうケレド、
祐三子さんも私も大阪人だし、
いったいどれだけの人がギャラリーに足を運んでくださるかは未知数。

案の定、ヒマヒマなんちゃうん?
なーんて思っていたら、いろいろと嬉し楽しの出来事が。

ギャラリー巡りを日課とされている方々(殿方が多いのはたまたま?)
ぽつぽつと観に来てくださる。

80余歳のダンディさんは、
会期のはやい順に重ねたハガキの束を片手に登場。
私たちの作品を観終えると、ハガキを一番下へ移動させて、
3階で初日を迎えた写真展のハガキをチェックされていた。

「もう年だから」と、午前中は病院へ行かれていたそうだが、
午後からはギャラリー巡り。
いろいろと粗相をして奥様に叱られるのだとおっしゃってらしたが、
どうぞいつまでもお元気で。

かと思えば、近い年代と思われる和装の似合う紳士も登場。
ちょうどダンディさんもいらしていて話をしていた時だったので、
「自分は放っとかれる方がいいので」と、一人で観賞してくださっていた。

と、その紳士に声をかけられたので傍へ行ってみると、
「自分は変わった見方をしますが、どうぞ気になさらずに」と
断りを入れられた上で、いろいろと話をしてくださった。

「大らかな人ですね」
普段なら「ええ、サイズが」と冗談で返すところだが、
今日はそんな空気ではない感じ。
私の絵にはオソレやマヨイが無いと言われる。
波動が植物的だとも。

そして、いくつかの絵を指し、
「この辺は全くオソレがないけれど、こちらにはちょっと感じる」

そう、ちょっと感じると言われた絵たちは、
中国ネタの絵で、「伝えたい」という意識の中で描いたもの。
中国を理解して欲しい、興味を持って欲しい、良い印象を持って欲しい、
そういう気持ちの中で描いたものだから、
描きながらも出来が気になっていた作品ばかりだ。

なーんか裸にされているみたいで恥ずかしくなっちゃう。
ということはその時には思わなかったが、とても嬉しかった。

さらに、この2つの絵とは完全にシンクロしたのだけれど、
どういう状態(心態)で描いたものなのかとたずねられた。

美しきココロ

美しきココロ
この絵を描くにあたっては、
シンプルなものが描きたいというただそれだけの気持ちだったものの、
言葉をのせようとした時に、遠くでがんばっている友人のことが
浮かんで来たのだと話をしたところ、紳士は大きく頷いた。

愛と真実

愛と真実
この絵は花びらを描いている時に無心になりすぎて、
どこで描くのをやめるかを考えないままひたすら描いた結果、
ギリギリいっぱいまで花びらがあるという大きな絵になってしまった。

タイトルの「愛と真実」、これは、私の母校(高校)の校訓。
創設者の故・里見純吉先生は敬虔なクリスチャンであり、
「真の愛は好き嫌いを越えた大きな愛であり、真実とは人を偽らず
正しい心と勇気を持って行動する姿勢である」と説かれたという。
絵のタイトルを決める時に、その言葉が浮かんだのだと説明した。

「腑に落ちました」と、スッキリされた様子で何より。
私は話を聴きながら勝手に涙が溢れてくることに驚きを感じた。

この紳士は、祐三子さんの絵が、同時期に描かれたものではないことも
感じておられて、今回のために新たに描いたものとそうでないものの違いを
わかってらした。彼女がココロに抱えている想いも。

私自身はそういう感覚に疎い人間だが、感じる人に出逢う機会は多くて、
その人たちの話を聴くことで自分の中でクリアになるものごとが多々あり、
こうしてお話をうかがえたことが嬉しかった。

嵐山から林クンとお母様、おば様が来てくださった。
けびちよも林クンと合流するために来てくれて、
けびにはポエマーと笑われる。ふん。

仕事で上海に来ていた林クンと食事をした時に、
京都だから一応宣伝だけ、とハガキを渡したところ、
律儀に観に来てくれたのだ。アリガトウ。

その後には泥女ちゃんやmuqiさんも来てくれた。
3階の写真展の皆さんともお話する機会が。

やがてイベントのために人が集まって来て
どんどん賑やかに。
途中、今回の展覧でお世話になっている洋画家の宮下さんが、
muqiさんをくどいていた。
といっても、作品展やりませんか?という話だけどねー(いひひ)。

今回のイベントではどうしてもアンプを使う必要があって、
その音がエレベーターを通じて下へ漏れたようで、
西利さんには迷惑をかけてしまったが、
りあ☆うしゅまさんとMahaさん、祐三子さんの
観音セレブレーションも無事に終了。

観音セレブレーション

長いようであっという間の一日が終わった。

みんな余韻に浸りながら挨拶を交わし、
楽しそうであったケレド、私は時間がおしていたので
そのまま先に失礼して、何とかおけいはんに飛び乗る。

目的地はダイソー

泥女ちゃんからのリクエストで、パステルのWSを開催できるかどうか
段取りするための買い出し。

京橋にもダイソーがあるようだが、海外ローミングで繋いでいる関係で
ネット速度が出ず、詳細がわからない。
どちらへ行くか迷うも、勝手知ったる天満橋の方にしようと
天満橋まで乗る。京阪シティモールダイソーは大きいよ。

何とか残り時間10分強で、ギリギリ店に入り買い物を済ませる。
欲しかったもので手に入らなかったものもあったが、
パステルはしっかりゲットしたし、まあよしとしよう。

せっかくここまで来たのにINOBUNに寄れなくて残念。
日本のお店は閉まるのはやいよ……。

ま、またの機会にね。
明日はどんな一日になるのかな。
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愛の色を紡ぎ奏でる三人展[スタート]

愛の色を紡ぎ奏でる三人展0225-1

いよいよ今日は彩色三重奏『愛の色を紡ぎ奏でる三人展』のスタート。
朝は通勤族の皆さんと共に阪急の特急河原町行きで梅田から京都へ。

実家からは、JRに一駅乗って梅田へ出てもいいのだけれど、
駅までちょーっと歩くのと、この一駅が混むから、
家の前から市バスに乗って出かける。
ただ、バスは道路状況に左右されるため、
いつも保険をかけておく必要があって、余裕を見て時間設定する。

今朝は予想よりもうんとはやくバスが済生会病院前に着いたので、
特急も予定より2本もはやい。

それはいいのだが、朝寄って行こうと思っているお店は
10時半にしか開店しない。困ったなあ。

河原町の京都マルイSeriaという100円ショップが入っている。
そこに寄って買って行きたいものがあったのだ。

マルイの地下、神戸屋成城石井ははやくから開いている。
でもね、おなか減ってないから用事がないのよ。

仕方なくその辺をうろうろして時間をつぶす。
台湾人とおぼしき若者ご一行様が、
神戸屋でパンを買って外の腰掛けに座って食べている。
私は道を挟んで向かいにある腰掛けに座って時間をつぶしている。

もしかして、高島屋に寄ってからまわってきても良かった?
でも、初日だから計画外の行動はとりたくないんだな。

ようやく時間になったので買い物へ。

昨日、思いの外設営に時間がかかったため、
帰りに買い出しできなかった、芳名録の代わりのスケッチブック、
机まわりを飾るもの、大白兎を入れる籠などなど。
スケッチブックは、欲しいものがSeriaにはなくて、FUTABA+でゲット。

買い物済んだら、さあ急げ!
ぎゃらりぃ西利までせっせと歩く。

会場に着いたら、祐三子さんの作品のお話の部分の紙が結構はがれていて、
大急ぎで糊付けして、あとは飾り付けの作業を。

愛の色を紡ぎ奏でる三人展0225-2

中国の食べ物なんて……と言われちゃうかもと思いつつ、
上海といえば大白兎でしょう、と運んで来た。

ハガキのデータをオンラインで業者に入稿したのも初めてだったけど、
リーフレット作りも初めてで、机の上に置いてみると感慨深いものが。

愛の色を紡ぎ奏でる三人展0225-3

何か先に書いておいた方が、書いてもらいやすいかな。
どうなんだろう。

愛の色を紡ぎ奏でる三人展0225-4

私たちの作品展にしては、ちょっと整然としすぎる感じかな。
新一年生の、カラダにあわない大きさの制服を着ている感じ。
これまたどうなんだろう。

愛の色を紡ぎ奏でる三人展0225-5

「ギャラリーとはこうあるべきだ」に囚われないようにね、と思いつつも、
そのギャラリーの風格を壊してはいけないという問題もある。

そーんなことを考えながら11時を迎えた。

これから一週間よろしくね。
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5%オフだったり免税だったり

昨日ちよちよと買い物に出た時に、
阪急のagnes b.で名刺入れを買った(私のんやないよ)。

百貨店の入口に銀聯カードで決済すると5%引きだと表示があったので、
銀聯カードでの決済を依頼すると、
店員さんはパスポートを持って来ていないかとたずねてきた。

帰国中なのでパスポートは持ち歩かずに実家に置いてきたから
持っていないと答えると、家は近いかとまたたずねられた。
というのも、国籍は日本だが非居住者となっている私は
パスポートを持参して手続きすれば免税扱いになるのだという。

遠くはないが、わざわざ往復するほどのことでもないので、
今回は手続きしなかったが、次からはパスポートを持って歩こうと
ココロに決める(大げさやな〜)。

この店員さん、とても愛らしいお嬢さんだったが、
やたら中国ネタにくいついてくるのってくれる人だなあと思ったら、
お父様が広州に赴任中で、春節休暇でご両親が一時帰国中なのだという。
それももう休みが終わるので今日中国へ発たれるそうな。
これまた不思議なご縁で。

そして今日。

ぎゃらりぃ西利へ作品の搬入。
事前に宅配便で発送しても良いとは聞いていたが、
帰国のフライトも含め、すべてのことが順調に運ぶ保証はなかったので、
持参すると連絡してあった。

作品は20点。
紙だけなら何のことはないが、問題は額で、
今回ガラスを諦めてアクリル板にしたおかげで
ずいぶん軽量化されたものの、
なかなか大きくかさばるため、持ち運びは非常に不便。

上海からはけびのスーツケースを借りてきたが、
それに入れて電車で運ぶのはちょっと気がひける。
40L弱ぐらいの荷物が入る袋2つに分け入れて運ぶことにする。

実家からバスに乗り、中津の済生会病院前で降りると阪急梅田駅まで徒歩。
普段なら大したことのない距離だが、さすがにこれはキツイ。
おまけに駅に着いて特急に乗ろうとした時にお手洗いへ行きたくなった。

が、この荷物どうするん。

とにかく40分がんばろう。
そのまま特急に乗って一路河原町まで。

河原町の駅から西利までは徒歩10分弱。
これまた普段なら大した距離ではないが、この荷物を持ってとなると、
途中で粗相をしてしまう可能性もある。

いったんコインロッカーに荷物を押し込み、
目の前の高島屋へ飛び込む。

お手洗いでスッキリした後、旅行用品売り場へ行き、
折りたたみのキャリーカートを買うことにする。

銀聯カードが使えることを確認して決済へ。

しばらく待っていると店員さんが
パスポートを所持しているか確認してきた。

阪急のお嬢さんアリガトウ。
今日はこんなに荷物を持って移動する日だったけど、
それでも梅田と河原町を通過するからと思って
ちゃんと持って来ていたんだよー。

パスポートを渡すと、手続きをして
こんなカードをくれた。

高島屋割引カード

日本国内の高島屋で使える5%割引カード、有効期間は1か月。
着物姿のキティちゃんは京都店オリヂナル。

いやーん、おおきに〜。

これでメデタク5%引きでカートを購入。
コインロッカーへ戻り、荷物をくくりつける。

ラクチン、ラクチン。

と思いきや、思わぬ落とし穴。

カートに荷物をのっけた後、
再び高島屋へ戻って地上に出ればラクチンだったのだが、
西利に一番近い出口付近のエレベーターに乗ろうと移動したのが
間違いのもと。

途中にまさかの小階段。
ちょっと下ってまた上るというもの。

そこで戻っても良かったが、
京都は不慣れなので、万一道に迷ったりしたら遅刻してしまう。
(結局は迷いようの無いルートだったんだけど……)

いったんくくりつけた荷物を解き、
一つ一つ向こう側へ荷物を運び、またカートにのせる。

もうちかれたび。

そして何とか地上へ出て、西利へ。

搬入の時間ギリギリで着いたが、
先の方々の搬出が遅れていて、結局かなり待つことに。

そしてセッティングがすべて完了したのは21時。
上海だったらまだお店が開いている時間だが、
21時ともなると、日本はもう店を閉めているところが多く、
ちょっと寂しい気分になりながら大阪へ戻る。

三人展の会期中、はたしてパスポートが役に立つことが
あるのかどうかわからないけれど、一応は持って通うかな。
高島屋のカードも忘れずに、ね。
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久しぶりにかきかき

上海にいる間に作ろうと思っていたのに、
なんやかんやで用意できないまま大阪入りしてしまった
作品タイトルの展示カード(あれって何と呼ぶのが正解?
どうしても頭に浮かんで来ない……)。

PCで作って大阪でスチレンボードに貼って切ろうと考えていたが、
終わった後のボードの処理に困るのは確実で、
もう作品名は展示しないでもいいかな、と昨日まで思っていた。

が、いくら絵に言葉が添えてあるとはいえ、
何も表示しないというのはいかがなものかと思い直し、
昨夕百均で名刺サイズのカードを買い、
日付が変わってから書くことに。

1枚目は作品名ではなく、
おみやげに持って来た大白兎キャンディーを食べてねん♡という
お知らせで、フェルトペンでフツーに書いたが、どうも気に入らない。

これはあかんやろー。

そこで久しぶりにちょっと楽しんでみる。
フツーのジェルインキボールペンでフリーハンド。
書いているうちに自分で決めていたルールも崩れ
(たとえば、横棒は細い線にして書くとかね)
まあテキトーな感じなんだけれど、これが私やんな、と落ち着く。

作品タイトルカード

これも持って今日夕方に作品の搬入へ行くよん。

展示する作品は、ニジイロツバメでチェックしてねん。
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日本へ出発

先日上海の家へ帰って来ていたけびのスーツケースが
とんでもなくでっかくて、大阪へ戻るのに詰める物がないから
あまりにもスカスカなのを見て、スーツケースを交換してもらった。

我が家にある一番大きなスーツケースでも、
今回日本へ持って行く額20個はおさまらなくて、
でも、彼のそれにはきれいに収まった。

わーい、わーい。

今度上海へ額を持ち帰る時には、このスーツケースは
メルボルンへ飛んでしまっているんだけど……、まいっか。

普段上海から大阪へ飛ぶ時は、
28インチのスーツケース1つだけを持って行くが、
今日はけびのその巨大スーツケースプラス28インチの2個口。
それも普段は乗らない正午の便。

公公が心配してナイアガラさんに送らせようと強引に起こしにかかる。
いや、その必要は無いからと何度言っても聞いてはくれない。

午前様で帰宅した彼とは話を済ませており、
「朝は見送らんけど、気をつけてな」と挨拶ももらっていた。
だいたい、空港まで自力で行けなければ、
空港から実家までも行くことができないわけで、
公公の優しさには大感謝だが、起こさないで欲しかった〜。
だって今日は家から空港までタクシーに乗る気まんまんなんだもん。
リニア乗らないんだもん。万一気が変わってリニアの駅まで送ってやるって
言われても、それは困っちゃうんだもん。

結局、小区の入口までスーツケースを運んでくれてお別れ。

ゆうべ「そんなにたくさん額持ってったら税関で税金とられるで」と
言われたが、売りもしないのに何で課税されるんよ〜。
何やったら税関で三人展のハガキ出して見せる?

タクシーの運転手さんは話好きのオモシロイ人で、
「滴滴打車」で表示された車のナンバーと実際の車のナンバーが
異なることに対しての説明から始まり、万博タクシーのメンテ料と、
普通車のメンテ料の違い、春節に休んでも休まなくても会社へ支払う
費用は同じなので、春節休暇中も働いている話などなど、
道中楽しませてもらった。

空港は、連休3日めながら結構混雑していて、
人民さん皆さんリッチに海外へお出かけ。
ええなあ、羨ましいなあ。

……ってアナタもお出かけでしょう?って思うでしょ?
私のは帰省ですから、帰省。
今持っているパスポートのスタンプ、
浦東と関空しかないんですよ、奥様。
昨秋香港へ一度飛んだけれど、今香港はスタンプ押さないし。

チェックインカウンターで手続きをして、
さあ、移動だと思った時、
カウンターの隣にある小部屋で荷物検査を受けてくれと言われた。
その時は何がひっかかったのかわからなかった。

時々、小部屋を出たり入ったりする外国人を見かけるが、
まさか自分がその部屋に入ることになるとは思いもよらず、
中へ入ると、ちょうど私のスーツケースの一つが運ばれて来た。
額以外の荷物が入っている方だ。

机のそばにあるスクリーンにX線写真が出ていた。
何やら四角い物体が青く表示されている。

それを見た瞬間、何がひっかかったのかわかった。

白象電池

今回、白象電池をお土産にしようと、
単3電池をケース買いして持っていたのだ。

係員の人に見せながら「この電池は持って行けない?」と
たずねてみると「没問題」と答えが。
リチウム電池ではないので、問題無く持って行けるという。

まあ、こんな大量に電池を持って行く人なんて普通いないからね。
X線通せば、何やらアヤシイものに見えるしね。

お騒がせいたしました。

MU20150221

その後は特に問題もなく、飛行機に乗り込むと、
私の座席に中年の女性が座っている。
私の顔を見るなり、座席を換わってくれという。
その女性が私に話しかけた時にかぶせるように
隣の若い男性が自分も席を換わってもらったんだと言った。

わざわざ前の席を予約したのに、後ろの方の、
すでに人民さんたちがわちゃわちゃ騒いでいるところに
所在なく座るのは耐えられない。

残念ながら私はそんなに心のひろーい人では無いので、
「この席は、昨年チケットを買った時にわざわざオンラインで
指定した席なの。だから換えません」

自分で言いながらいけずやなーと思たけど、
「私たちの楽しい旅を演出するのを手伝ってくれてもいいでしょ」
的なノリに「中高生じゃあるまいし」と思ってしまったから仕方ない。
後の二人はどうするのかなと思いながら、席は譲らなかった。

離陸し、ほどなくして食事の時間になった。

私の隣席の若い男女はカップルなのかと思っていたが、
どうもそうでもないらしく、じゃあさっきの中年女性は誰の何?
なーんてことを考えながら食事を始める。

けびちよと同じような年だと思われるその二人の食べ方が
あまりにもひどくて、トレイの上はどう見てもカートに戻すことを
想定していない散らかしよう。
男性はブランド品を身にまとっていて、
スタイルからそれなりの富裕層の子女のように見えたが、げんなりした。
けびちよがトレイの処理をきちんとしているかどうかが
急に心配になってしまった。

やがて飛行機は関空へ。

税関では額が問題になることもなくスムーズに通過して、
めでたく梅田へ向かう空港バスに乗り込む。

空港バス150221-1

座席は中華系韓国系の皆さんでいっぱい。
私は初めてお手洗いの真横という席に座った。

空港バス150221-2
機内で日本人の自分が少数派になることは想定内。
なんせ乗った飛行機がMUだから。
だけど、空港バスに乗ってもなお、少数派になるとは
思ってもみなかった。

オソルベシ、春節休暇。

これから何が待っているのだろう……。
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おたのしみ会のお知らせ

おたのしみ会のお知らせ

愛の色を紡ぎ奏でる三人展』の4日めに、
おたのしみ会を開催します。

花の宮祐三子さんのおともだちが出演してくださいます。
歌あり、楽器演奏あり、踊りあり、
ぜひ皆さんも会場で一緒に歌ったり踊ったりして楽しんでください。

*大きい画像はこちらから

2月28日(土)15時からの開催です。
どうぞいらしてくださいね。
お待ちしております。
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喜慶新春

道観1

やっと2015年が始まりました。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。

16日になんとか三人展の絵をすべて描き終え、
17日一日で大掃除やらもろもろ済ませようと思いきや、
予想外の出血多量にて一日ダウン。
夜遅くにナイアガラさんに車を出してもらって、
羊を焼くためのローズマリーやらバジルやら、
良い香りのするもろもろを買って来たものの、
除夕(大晦日)となる18日は、昼食を作ったところでまたダウン。
痛みに耐えられず、おなかを触ってみるととても冷たかったので、
急遽せんねん灸の世話になり、その後そのまま夕方までうとうと。

おかげで大掃除は男性陣が済ませてくれ、
年夜飯も羊のローストと白ごはん、オレンジジュース以外は
すべて公公が作ってくれました。
途中から二哥が参戦して、
海老と青菜は二哥が火をいれてくれました。
こんなことは初めてでビックリ。
公公、二哥アリガトウ。

肝心のその年夜飯の時間もチカラが出なくて座っていられなかったので
乾杯だけして失礼し、そのままけびちよに微信電話で起こされるまで
ずっと寝ていました。

先月の女の子の日がとても軽かったので、
今月のそれは自分でも驚きましたが、
大阪に発つ前で良かったとも思いました。

出来上がりを味見していなかったので、
どうだったか気になっていた羊は、
部屋から出て来たらきれいになくなっていてほっとしました。

大阪からの微信電話には公公も出て、
母と公公は全く言葉が通じていない状態で挨拶しあっていました。
便利な世の中で助かります。

普段私は『春聯』を視ませんが、
今年はその電話の後そのままこたつに残って、
ナイアガラさんと二人、
微信を使っての「紅包(お年玉)」プレゼントに盛り上がり、
日付が変わる直前に小区の入口で爆竹を鳴らし、
道観へ初詣に行きました。

今年は公公が財神爺をお迎えする日だけ道観へ行くというので
二人で出かけ、それぞれの神様にご挨拶して、
麺をいただいて帰りました。

道観2

1杯10元、かなり量があります。
当然のことながら、動物系の食材は入っていません。

夜が明けたら、大きいおばあちゃんに会いに青浦の養老院へ出かけます。
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