シャンハイクラシノテチョウ

ASIAN CROSSINGの記事のために
先日テレビで一般開放が始まったと報道があったばかりの
上海城市彫塑芸術中心の”彫塑百年”展へ行ってきた。

上钢十厂 の冷轧钢厂だった建物を再利用するかたちでつくられたこの施設、
まず赤れんがの建物が趣があってとてもステキ。

滅多にこの辺りを歩かないせいもあるが、
胸科医院の向かいにこんな建物が残っていたとはまったく知らなかった。


現在開放されている展示スペースだけでも5000平米強と
かなりゆったりしていて
その中に伝統的なにおいのするものから、布や昔のはんこ、コインなど
「彫塑」のイメージからは想像し難い素材を使った作品まで
さまざまなものが展示されている。

建物のど真ん中に鋼材を冷却させるためのプール穴などが残っているのだが
それもうまく利用して展示がされており、
それぞれ個性の強い作品が並んでいるにも関わらず、
部屋全体が1つの作品のように、美しく展示されているのも心地よかった。




美麗人生　　趙楨

私が見学に行ったのが午前中だったのと、場所柄なのか、
私のような年代の人はおらず、参観者の年齢層はとても高かったが、
おじいちゃんとおばあちゃんが寄り添いながら作品を鑑賞している姿は
なんだかとってもほほえましく、うらやましいなあとさえ感じた。

工農兵　　瞿広慈

足の便がいいので、ぜひぜひ淮海路に出てきたらよってみてみて。

髪型研究　　項一

☆上海城市彫塑芸術中心
上海市淮海西路570号（胸科医院斜め向かい）
バス：26、72、113、506、572、911「左家宅/胸科医院」
開放時間：火曜から日曜　10：00-16：00
　　　　　月曜休館
参観料：無料

洗頭

＊”彫塑百年”展は2006年2月18日まで
＊カフェやレストランなどの飲食スペースはテーブルなどを確認済みだが
　いつ開業するかは不明

中共上海市委宣伝部編集の
『上海市愛国主義教育基地地図册』は、
たくさんの博物館や国の歴史に関わる施設などを
区毎に紹介しています。

上海の子供たちの教育のために作られた本ですが、
私たち外国人にとっても便利な一冊です。


例えば、
とてもポピュラーな、
＊上海博物館
＊宋慶齢陵園
＊上海魯迅記念館
などなど、
一般公開されていて旅行者も見学に行ったりする場所や
中には残念ながら個人では参観できない場所までありますが、
読んでみるだけでもおもしろい一冊です。

上海の子供たちがどのような場所に社会見学に出かけるのか、を
知ることのできる資料の一つ、ともいえるでしょう。

*上海市愛国主義教育基地地図册*
上海人民出版社2004年　40元
福州路の上海書城には常時在庫アリ。

中国電信発行の中国電信黄頁、
書店や地下鉄の売店で
分厚いものを売っているのを
ご覧になったことのある方も
少なくないでしょう。

あの黄頁の日本語版が
無料配付されているのをご存知ですか？
日系住宅にお住まいの方や
よく日本料理の店に行かれる方は
もうお使いかもしれませんね。
１冊が英語版と日本語半々で構成されているのですが、
ただ読むだけでもおもしろい内容になっています。
すぐに使える中国語やバスの乗り方まで、いろんな情報が満載です。

まだお手もとに無い方は、TEL:6431-7815(上海天益成広告有限公司)まで