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tsubakuron |
うだうだ | Sunday 17th August 2014
いい加減晴れて欲しいと思うものの、朝から結構な雨。
今回の米子での最後の朝食。
ミニオムレツをとったくせに、奥出雲の生卵もとってしまった。
キノコのパスタは滞在中2回目の登場。コレめちゃうま。
他に生野菜も。
美味しく朝食をいただいて、ホテルをチェックアウト。
荷物を預けるか考えたが、駅のコインロッカーに入れることにして
雨の中、米子駅へ。
これから私は松江へ出かける。
目的は2つ。
1つはブログを見て以来、ずっと行ってみたいと思っていた
「
喫茶室ツバメ」でランチを食べること。
そしてもう1つは現地校母の会で一緒に事務局をやっていた
ドラミちゃんに会うこと。
前回、納骨式で米子へ出て来た際に、
米子で会う約束をしていたが、互いの予定があわなくなり、
残念ながら会えずじまいだったので、今回会うことに。
それもちょうど今日松江で子どもさんたちが参加するイベントが
開催される(台風で延期になっていた)ということで、
喫茶室ツバメで一緒にランチを食べることにした。
大阪への戻りを米子からではなく松江から高速バスに乗ることに
変更しようかと調べてみたが、
松江からだと梅田までかなり時間を要するため、
予定通り15時米子駅前発のバスに乗りたい。
喫茶室ツバメの開店時間と、食事にかかる時間などをあわせて
時間を計算し、ちょっとフンパツして特急券を買って
朝は9時16分発の特急やくも1号に乗ろうと決めていた。
特急と普通電車では所要時間は10分程度しか変わらないものの、
なんせ山陰本線、電車の本数が少なくて、
時間をみていくと、コレがいいなあと思ったのだ。
駅のコインロッカーに荷物を入れるのに、両替機を使おうと思ったら、
お詫びの貼り紙。仕方ないので
ハート・インでお茶を買ってお金をくずし、
やれやれと思いながらコインロッカーに荷物を入れて、
駅の自動券売機へ行くと、事前に調べていた料金と
機械で表示される料金が違う。
券売機で表示される方が安いが、不安。
それでみどりの窓口へ行って切符を購入。
(ここもJR西日本の管轄だが、自動改札が無いためICOCAは使用できない)
そこで、ロッカーに入れたかばんの中にドラミちゃんに渡すお土産を
入れたままにしていたことを思い出し、慌ててロッカーへ行き、
いったん開けてお土産を出してまたロッカーに荷物を預け直す。
何やってんだか私。
そして駅の改札へ行ってみると……。
「
山陰線 大雨による列車の遅れ」と書かれてある。
岡山から倉敷、新見を経て北上して米子へ入る前、
武庫と伯耆溝口間が徐行運転になっており、
点検終了が10時頃と書かれてある。
私が乗る予定にしていた特急やくも1号は
9時45分頃米子駅到着予定だという。
ええー、どうしようかな。
よく見ると、出雲市まで行くならこの特急やくも1号が
早く到着するが、松江までなら9時36分発の普通西出雲行きの方が
早く到着するという。
それなら特急に乗る意味が無いので、
特急券だけキャンセルして、普通西出雲行きに乗ることに。
ところが、これも36分になっても列車が来なくて、
駅員さんに何かを訴えている乗客の姿がちらほら。
なんやかんやで出発が遅れたが、無事に電車は出発。
思いの外乗客が多かったので写真は撮らなかったが、
初めて乗った「ワンマン」列車。
私が乗った車両は一番後ろの、と言っても2両目。
大きな駅では下車できるが、小さな駅では下車したい時は
1両目に移動しなければ、ホームが存在しない。
また、下車する際には、電車がホームに着いてから、
ボタンを押してドアを自ら開く必要がある。
整理券発行の箱もあるし、小さな駅では改札が無人なのか、
運転席後ろにある料金箱に切符と整理券を入れるようになっていた。
外は強い雨が降っていて、全く景色が見えない。
帰りのことが心配になる。
松江の駅は大きいのでそのまま下車して、
切符も改札で出せばオッケー。
初めて降り立つ松江駅。明るく、広い印象。
なんだか米子駅がかわいそうに思えて来た。
そしてかつて『
月曜から夜ふかし』でさんざんネタにされていた、
鳥取には無い、
スターバックスコーヒーの島根第一号店も見物。
島根限定の何かが売られていたら話のネタに買おうかとのぞくも、
それらしいものが無かったので、そのまま通過。
ゆうべ買った靴下が、靴の中で脱げてしまうので、
急遽五本指の靴下を購入。バス停のベンチで履き替える。
ちょっとハズカシイ。
当初は徒歩で途中神社やお寺さんを巡って
喫茶室ツバメまで行く予定にしていた。
しかし、天気がよろしくない。
松江には市営の「
ぐるっと松江レイクライン」というバスが
走っているそうで、これに乗ると目的地の近くまで行ける模様。
どうしようかな……。
時間と相談して、行きはタクシーに乗ることにする。
お店が開くまでまだ時間があるので、
「
ごうぎんカラコロ美術館」まで行ってもらう。
運転手さんに「珍しいところを指定されますね」と不思議がられた。
まず目的地に言われたことが無いという。
まあ、地元の人がわざわざ行くところではないのだろう。
「ごうぎん」とは
山陰合同銀行のことで、
島根県松江市に本店を持つ、山陰地方最大規模の銀行。
この建物は1926年に建てられたもので、
2009年に新築移転のため閉鎖されるまで北支店として使用されていた。
警備のおじさんの話によれば、松江は運良く空襲を逃れ、
このような素晴らしい建築物がたくさん残っているのだという。
それを保存するために、耐震工事とエレベーター設置などを経て、
無料開放の美術館にすることにしたのだそう。
中のまつぼっくりのようなデザインの照明がとても美しい。
それは銀行時代のものではなく、
この美術館のために用意されたものだそうで、
どこから見ても中の電球が見えないように作られているのだそう。
画像でご紹介できないのが残念。
美術館を出ると、道をはさんでお隣さんに
「
カラコロ工房」という建物が。
こちらは昭和初期に建てられた旧日本銀行松江支店の建物。
名前のごとく、中ではさまざまなものづくり体験ができるし、
飲食店や雑貨店なども入っている。
残念ながら今回は時間が無かったので、
ここへは来年ちよちよと来ることにしよう!
この周辺にはいろんなお店があって、
時間があればゆっくりお店の人と話をしながらまわるのが楽しそう。
勾玉の手作り体験なんて看板も出ていたし、
松江堀川の「
ぐるっと松江 堀川めぐり」という遊覧船の乗り場もあった。
これも来年ぜひ乗ってみたい。
松江のマンホールカバー、ステキ。
なんだかいろいろ気になるね。
ゆっくり歩いてみたいな。