シャンハイクラシノテチョウ

先日久しぶりに正大広場の卜蜂蓮花へ買い物に行ったら
改装中だったB2のお店の一部がオープンしていました。
その日は急いでいたので何も見ずに帰ったのですが、
今日は甘いものでも買って帰ろうかと少しのぞいてみました。

まだすべてがオープンしてはいないようですが、
たくさんのスイーツショップが並んでいます。
最近浦東での店舗展開が激しいCold Stone Creamery、
一旦正大広場から姿を消していたビアード・パパ……、
あー、メモ帳持って行かないと普段スイーツに興味の無い私には
覚えきれません。

本当は、シュークリームを買って帰るつもりで
のぞいたのですが、そばに「半額」という魅力的な文字が。
『小宮山浩二　KOJI KOMIYAMA』というケーキのお店が
オープン記念でただいま半額中。

ケーキは皆スティックタイプの食べやすいサイズ。
試しにまず苺ショートと苺あわ雪チーズを注文すると
店員さんに「苺が好きなのね（ニッコリ）」と言われたので、
「娘が最近気に入ってるの」と答える私。
そうしたらさらにブルーベリーの入っているケーキも
勧められましたがそれは丁寧にお断りして
「栗子小宮山」という名前の栗モンブランとティラミスを
お買い上げー。写真はそのうちのティラミスを除いた3種。

私はまだ食べてみてはいないのですが、
早速娘が苺あわ雪チーズを試食。甘さもチーズもあっさりめ、
土台の生地はしっかりしていて悪くない感じのようです。
ちなみに今買えるメニューは下の通り（画像小さくてゴメンナサイ）

完全に店舗が揃うのがいつ頃なのか
よくわかりませんが、ちょっと差し入れを買うのに便利になりそうです。

他のお店の名前をちゃんと記憶してきたらまたアップします。

★上海正大広場B2
上海市浦東新区陸家嘴西路168号
軌道2号線「陸家嘴」駅下車
http://www.superbrandmall.com/

小宮山浩二
＊ティラミス：14元
＊栗モンブラン：12元
＊苺あわ雪チーズ：16元
＊苺ショート：10元　　　　　　（いずれも定価）

5月28日に惜しまれつつ閉鎖された「静安小亭」が
南京西路の動漫城1階へ移転して9月1日に
「静安新亭」としてオープンすることが
8月24日付の新聞晨報で紹介されていた。

70軒近い店舗の70％が静安小亭からのスライド組。
すでに一部店舗は営業を開始中。

ところで、この「動漫城」だが、
『hu-ism』2006年3月号の「恋するピーファー」で
紹介したことがある。

どう発展するかが楽しみだったのだが、
結局は多くの店舗が離れてしまい、
一時の面影は全く無くなってしまっていた。

さらに言えば「動漫城」としてオープンする前もこのビルは
経営に失敗しており、静安寺のそばにありながら
どうも上手くいかない場所、それが一抹の不安を掻き立てる。

静安小亭の頃の賑わいをそのままここでも再現できればいいのだけれど。
そのうち娘を連れてのぞきに行ってみよう。

★“静安新亭”9月亮相南京西路附近

けびを学校まで送るために楊高中路を走っていたら、
易初蓮花の看板が赤地に黄色い文字にかわり、
よく見ると名前も「ト蜂蓮花」にかわっていました。

中国のサイトを追いかけてみると
その多くが正大集団による易初蓮花の経営改革に触れ、
現在上海の易初蓮花20店舗のうち、
試験的に楊高中路店と天山店を「ト蜂蓮花」に改名し、
来年以降上海の他店舗を随時改名し、全国50余の店舗も
随時改名していくと書かれています。

しかし、なぜこれだけ浸透している「易初蓮花」という
名前を捨てるのかが疑問でなりませんでした。
さらに調べてみるとありました、
理由はこんなところにあったようです。

まず「易初蓮花」という名前が言いづらいこと、
なおかつ「易初」が正大集団創始者である謝易初の
名前からきており、人々が日々「易初」と呼ぶのは
あまりよいものではない、そんなことから改名を計画し、
現在試験的に2店舗の名称を変更して営業しているのだそうです。

ただ、本当にすべての名前を変えるとなると、
バス停名や道路標示などの看板類などの変更など
1つのスーパーマーケットだけの問題ではないものが多々あるため
変更計画は慎重に行われるとのことです。

この2店舗ではすでに建物の1階部分を「正大生活館」として
これまでの低価格路線をあらため、
遊戯スペース、飲食店舗、専門店などを入れて
総合型の商業店舗として発展することを模索しています。

楊高中路店の正大生活館をのぞいてみると、
アディダスなどのブランドのアウトレット店が入居していたり、
これまでのしょぼしょぼなゲームコーナーが
ちょっとは楽しめるかな、という感じの
おこちゃま向け遊び場に変えられていたり、
ずいぶんと雰囲気が変わっていました。

しかし慣れ親しんだ「易初蓮花」が「ト蜂蓮花」に
なるのは違和感があります。
上海の人たちはどう感じているのでしょうね。

先日から一部改装が始まっている易初蓮花・正大広場店、
現在売り場が閉鎖されているのは、上の階にあった売り場です。

化粧品、美容品、家電、デジタル関連、携帯電話、
電気製品、文具、自転車

これらは易初蓮花の向かい側「美食広場」および
書籍店、音像店、カメラ店、衣料品店があった場所に
移動しています。

食料品の方で買ったものをカートに乗せたままで
こちらのフロアに入ることは可能ですが、
ちょっと買い物しづらいです。不便。

また、この改装工事に伴い屈臣民と同じフロアにあった
入口は封鎖されています。

おまけ：1階からのエスカレーター横にあった
瑞尓歯科（旧・亜正歯科）は2月いっぱいで
張楊路の時代広場にある診療所（時代広場4階）に統合されました。
先日は中の解体作業が行われていましたが、
今日はもう中はきれいになっていました。

※2009年3月追記：瑞尓歯科は時代広場の診療所から再び分割され
濱江大道側のB1にて診療中です。
また、B2の元の美食広場のエリアは、正大生活館として
スイーツの店などがたくさん入居しています。

浦東の世紀大道にあった上海世紀聯華福山店が
今日をもって閉店となりました。

これは「世紀大都会」という都市開発計画の一環で
すでに決まっていたもので、
経営状況がどうのこうのという問題ではありません。
この地下にはそもそも2号線の「東方路」駅があるのですが、
「世紀大道」駅の建設も始まっており、
その工事に伴う立ち退きでもあります。

陸家嘴開発公司（当時）との賃貸契約がきれるということで
もうずいぶん前に移転の話を聞いていたのですが、
実際に閉店となるまでには長い時間が経ちました。

民生路辺りへの移転の話も一時期流れていましたが、
結局は閉店という形におさまった模様で、
ここには香港系の商業施設が建つことになります。

隣接しているホームセンター「好美家」はまだしばらく営業が続きます。

また、好美家の北側にあった「浦東旅游一条街」はすでに移転が済み、
一部旅行社は張楊路をはさんで向かい側で営業を開始しています。

※2008年追記：現在「好美家」「浦東旅游一条街」もすべて退去済