シャンハイクラシノテチョウ

なんだか「気をつけてね」ネタばかりですが、
2007年12月に南匯区の立新村で一晩のうちに9軒の家から
犬が姿を消す（或いは死ぬ）という事件が起こりました。

冬に入って狗肉火鍋（犬肉の鍋）が食されるようになりました。
しかし、上海市には現在専門の犬飼育場は無く、
屠殺場でも犬を屠殺する業務はありません。
また、市が指定している犬肉の流通ルートから
市場に出回る量というのは大変少量だと言います。

また、この冬に入ってから上海郊外では
犬の薬物被害（含む薬殺）や盗難が蔓延し始めているということで、
これらの不法不当に入手された犬が
食堂で出されている可能性が高いとして、
警察では検疫証明の無い犬肉を買わない食べないようにと
注意喚起をしています。

私は犬の肉を食べたことはないのですが、
狗肉火鍋はとても体が暖まるそうで、
朝鮮族の人たちや韓国の人が多く住むエリアでは
いつもお店が賑わっているようです。

もしかすれば日本人ではない同僚やお友達に誘われて
狗肉火鍋を食べる機会がおとずれるかもしれませんが、
その際にはその肉の検疫証明があるかどうか、
安心できる店かどうかを確認した上でお召し上がりください。

☆上海热线　看门狗频遭"下药"命呜呼

本格的な有機産品の店として知られていた
虹橋のOstoreの店舗が消えたことは上海のニュースでも
かなり大きな話題となっていましたが、
再び有機産品超市が登場したとこれまた話題になったのが
楽活城（Lohao City）です。

本部が北京にあるこのスーパーの名前にある
「楽活」とは中国語でロハスのこと。
今中国では「楽活」が大きなキーワードと
なっています。
（意味をはき違えていると思われることも多々ありますが……）

上海のフラッグストアは欧米人が比較的多く居住している
浦東の碧雲国際社区の一角、
3階建てになっていて、食品の他、生活用品も取り扱っています。

中にはそれって「有機」とはまったく関係ないよね……と
いう商品もありますが、おそらく「楽活」の観点から
取り扱っているのでしょう。

自家製豆腐の取り扱いがあるということで
食べるのを楽しみにしているのですが、
前回お店へ行った時はまだ後に用事があったので
1階を軽く見て回っただけにとどまり、まだ試していません。

宅配は「たくさん買ってくれれば」遠いところにも
届けてくれるとのことでしたが、
その範囲がどこまでになるのかと「たくさん」が
いくらからになるのかは不明。
浦西の皆さんには遠すぎて利用できない場所にありますが、
サッカーの試合などで碧雲のグラウンドへ来られた際には
ちょっとのぞいてみてください。

☆楽活城　Lohao City
上海市浦東新区紅楓路326号（碧雲国際社区/紅楓路×碧雲路）
営業時間：9：00-21：00
TEL：021-3382-1186
宅配電話：021-5032-7026
http://www.lohaocity.com

久しぶりに浦東国際食品城へ行ってみたら、
五一の休みの時にはお店があった
1階の「ビアード・パパ」の姿が無くなっていました。

我が家は滅多にシュークリームを食べることがないので
利用したことのある回数も数えるほどではありましたが、
あったはずのものが無くなっているというのは
何とも言えない気分にさせられるものです。

2階にあった「温屋」といううどん屋さんも
五一の休みの時には営業していましたが、
こちらも営業停止中。内部調整のためとなっていましたが
中は惨憺たる状態で放置されていたので
そのまま別のお店になるのかな、といった印象でした。
このお店は一度も利用したことが無かったので
流行っていたのかどうかわかりませんが、
浦東国際食品城の中はウェイティングが出るほど
人でにぎわっている店とそうでない店の差が激しく
正大広場の飲食店街より商売が難しいのではないかという
印象を受けました。

☆贝儿多爸爸的泡芙工房
http://www.beardpapa.com.cn/

※2009年3月追記：現在、第一八佰伴地下1階で購入可能

イチゴが甘くて美味しいのだけれど、
路上で売っているものはちょっとアヤシイ気がして
手が出しにくく、スーパーのは元気がないしね、と
先日友人と話していたのですが、
今日易初蓮花で箱入りのイチゴを見かけたので
買ってみました。

普通のパック入りのものも売っていたのですが、
この箱入りが気になった理由は
「有機草苺」とラベルに印字されていたから。

上海での「有機栽培」の解釈がどういったものなのか、
どこまでの範囲をそう言うのかが実のところ未だに
よくわからないものの、美味しそうだったので
騙されてみよう（もう疑っているのか、私？）と
1箱お買い上げ〜。

パック入りのイチゴが重さ単価を印字し、
重さごとに料金が異なるのに対し、
この箱入りは1箱10元、
家に帰って中身だけはかってみたら500グラムありました。

箱には「上海青浦勤勤園芸有限公司」と名前があり、
「趙屯勤勤草苺」とも記載されていました。
さらに品種欄には「豐香/春香」とありますが
どちらなのかはチェックが入っていませんでした。
この箱の中身もこのどちらかなんでしょうか。
これって「とよのか」と「はるのか」ですよね？

これらの質問をイチゴに投げかけてみても
答えてくれるはずはなく、
ただただ美味しくいただくだけでありました。

趙屯勤勤草苺
上海青浦勤勤園芸有限公司
易初蓮花・正大広場店にて10元

私自身のための食材の名前のメモ。

＊キャロブ粉
　Carob powder　角豆荚粉（jiăo dòu jiá fěn）
　　「荚（jiá）」は豆類のさや、という意味。
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