浦江飯店で下午茶
2016.10.10 Monday | お店屋さん > 飲食店
yuyusakuraさんと南京東路からてくてく散歩。
今日は空が青くて高くてきれい。
浦西側からだと、近未来的な陸家嘴の高層ビル群と煉瓦造りの建物の
両方が同じ視界に存在していて、いつ観ても不思議な感じがします。
蘇州河を渡って虹口へと進みます。
浦江飯店(ASTOR HOUSE HOTEL)。
私が上海旅行をしていた頃は、
外国人が宿泊できる貴重なドミトリーのあるホテルとして
バックパッカーたちに人気のホテルでした。
私も一度だけ宿泊したことがあります。
それ以来、中に入る機会はなく、
ホテルの前を通り過ぎるばかりでしたが、
『人民中国』の『私の上海ライフ』というコーナーの取材を
夏に受けた際に何十年ぶりかで中に入りました。
当時のホテルの中の記憶などがほとんど無いので、
懐かしい!と思うより、ステキだなあと思う方が強く、
1階にあるカフェに入りたかったのです。
それでyuyusakuraさんにおつきあいいただいたのです。
ホテルの入口を入ってすぐ右手にあるカフェ。
こんな洋風な造りですが、朝のメニューには餛飩もあったりします。
私たちは食事を新世界大丸で済ませて来ていたので、
目指すは下午茶(afternoon tea)。
なぜかお寿司とケーキが一緒に出て来るセットもありましたが、
私たちはコチラの二人で218元のものを注文。
懐かしい雰囲気のクラシカルな茶器。
お茶はそれぞれ1種類ずつ選びます。
とあるお店の下午茶では、お茶の湯の量が決まっていたりして、
ケーキとのバランスが上手くとれなかったりもしましたが、
こちらは何杯でもお湯を足してもらえます。
ただ、茶器だけでなくケーキもクラシカルなもので、
量をたくさん食べるのはちょっと辛い感じもあります。
それでも窓の向こうにはロシア領事館、
室内は静かで、ゆったりと午後の時間を過ごせます。
気がつけば、もう夕方。
夜までもいられそうな雰囲気でしたが、もう出ましょう。
この後、海寧路や武進路などまで遠回りして散歩を続け、
南京東路へ戻ろうという頃には夜景も美しい時間となっていました。
上海の生活リズムはとても速いと皆言いますが、
少しいつもと違う道を歩いてみると、
こんなのんびりした場所にも出会えます。
機会があれば食事もしてみようと思います。
*浦江飯店(ASTOR HOUSE HOTEL)
上海市虹口区黄浦路15号(x大名路)
外灘から外白渡橋(ガーデンブリッジ)を渡ってスグ。
軌道10/12号線「天潼路」3番出口
TEL:(021)6324-6388
author : つばくろん(二姐) | comments (0) | -