シャンハイクラシノテチョウ

上海老婆生活指南と*tsubameのめ*の内容を統合
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48元に死ぬ。

2005.05.02 Monday | 旧*tsubameのめ* > たべるもの

とんでもないタイトルをつけてみましたが、
なんのことはなく、子供たちと3人で
焼き肉の食べ放題に行っただけなんです。

ただ、それが想像以上に苦しくて
本当に死にそうだったわけなのでした。

地下鉄2号線の東昌路駅3号出口すぐの世界広場というビルの地下、
「炭火焼肉いろは」という店に行ってきました。

お昼のランチが安い値段からある、と
友人に紹介してもらっていたのですが、夜のことは知りませんでした。

今回私たちが行ったのは夜で、
食べ放題は48元、98元のコースがあり、
食べ飲み放題になると158元。
これらは営業時間中いつでも食べられるそうですが、

48元の食べ放題には時間制限があって90分。

店に入ったらオーダーはすぐにとりに来てくれたものの、
なかなか炭も網もやって来ず、
時間が気になっている息子は
「今の時間も90分の中に入ってるんかなー」とそわそわしておりましたが、

20代のおにーちゃんたちの飲み会でもないかぎり、
この90分という時間制限はほとんど気にならない、
というのが実際のところのような気がします。

私たちは、
*たまねぎ
*じゃがいも
*牛カルビ
*牛ロース
*牛タン
*サラダ
*ごはん3人分
をとりあえずオーダーし、

料金外のものとしては
*コーラ(8元)
*ウーロン茶(10元)
*ミネラルウォーター500ml(8元)
を追加しました。

さて、たまねぎ、じゃがいもが出てきた時点ではさほど気にならなかったのですが、
メインであるところのお肉が来た時に私たちは
うひゃー、とたまげてしまいました。

特別ご立派でもなんでもない冷凍肉ではあるのですが、
とにかく大皿にてんこ盛りで、焼いても焼いても量が減りません。

また、ごはんのおわんも
中華料理だと仏様のお供えのようなちっちゃなおわんだったりしますが、
どんぶりに近いような大きなおわんで
体育会系青年向きのようなどっしり感。

小姐は
「スープはいかがですか」としきりにすすめてくれたけれど、
ここでスープなど飲んでしまうと
お肉どころかごはんも食べきれないようなありさま。

日式焼肉の店だから、お肉は飾りのようにちまちまと盛られて
やってくるのだとばかり思っていたのに予想を全く裏切られたため、
追加オーダーどころか、最初のオーダー分を消費するので精いっぱいでした。

たれは3種類あり、
量が減ってくると小姐がだまって足しに来てくれます。

たとえ48元のコースでも火はちゃんと炭火だし、
掘りごたつ式のテーブルでみんなで火を囲んで食べられるし、
エンゲル係数をちょこっと抑えたい時には十分利用できることでしょう。

ただ、48元は48元なので、過剰な期待はなさらないように。
(でも、48元という価格からするとお得感はあるといえます)

炭火焼肉 いろは
上海市浦東新区浦東南路855号 世界広場地下1階
(世紀大道×浦東南路)
TEL:021-5836-9558
営業時間 11:00-22:00
地下鉄2号線「東昌路」3号出口
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印度小厨 INDIAN KITCHEN

2005.04.25 Monday | 旧*tsubameのめ* > たべるもの

インド料理で有名な印度小厨は浦東にもあります。
金橋の碧雲国際社区にある店をイメージされる方が多いと思いますが、
今回私が行ったのは、民生路のお店。
浦東大道と張楊路の間にあります。

入口が民生路に面してはいるものの、
少しわかりにくく、うっかりするとそのまま通過してしまいますが、
入ってしまえばそこはもう印度の世界。

残念ながら窓からすてきな夜景が…とはいきませんが、
10年前の上海を彷佛とさせるような住宅の風景がそこにあります。

店内のつくりはこじゃれていて、
店員の応対も丁寧で気持ち良い感じ。

さりげなくあれはどう?これはどう?と
頃合いを見計らってオススメに登場するのですが、
それも嫌な感じはなく、ならこれを頼んでみようかしら、と
まんまと策略にのってしまう感じです。

タンドゥーリ・チキンは肉が骨からほろっととれるほどよい仕上がり、
ジューシーで食べごたえがあります。

バナナパロタは、バナナとココナッツがサンドされていて
適度な甘さがうれしい一品。

レモンライスはそれだけで食べてもよし、
当然カレーと一緒に食べるとなおよろし。
一人ではちょっと量が多いので、
みんなでわけっこするのが賢い選択。

ビーフマサラはスパイスがよく効いていて
辛いのですがとても美味しい!
ナンと一緒に食べると幸せ倍増。
でも私は辛いものを食べるけれどあまり刺激的すぎない方が嬉しいので
マトンムガライ(ムガール料理)の方が口にしっくりくる感じ。

そして今回一緒に食べた友人にはりきって薦めたのに
大阪で食べたのと味がずいぶん違ってちょっと残念だったのが
インドのスパイスアイス、クルフィ。
カルダモンを使って、ミルクを元の量の3分の1から5分の1ほどに煮詰める
ぜいたくなアイスクリーム。

私はむかしむかしにクルフィを船場のインド料理店で食べてから
しばらく人を連れてはそこへ行って食べるほどにはまっていましたが、
そんな贅沢も結婚してからすっかり忘れてしまっていたなあ、とふと懐かしい目に。

お昼にはリーズナブルなメニューもある、ということで
今度はお昼に行くぞ、とすでにその気になっている私なのでした。

印度小厨 INDIAN KITCHEN 浦東Ⅰ分店
上海市浦東新区民生路480号
(浦東大道と張楊路の中間)
TEL:021-5821-9875
11:00-14:30 17:00-23:00
author : つばくろん(二姐) | - | trackbacks (0)

上海葡京茶餐廳

2005.04.12 Tuesday | 旧*tsubameのめ* > たべるもの

久々にともぞうくんと一緒に夕飯を食べた。

夕飯にはまだちょっと早い時間で、
最初は海老寿司へ行こうか、と言ってのぞいてみたが、
ランチの後の時間は一品ものだけだ、というので
それじゃああんまりね〜、ということで
同じ大上海時代広場の地下にある
上海葡京茶餐廳
入ってみることにした。

澳門(マカオ)料理の店なのだが、
港(香港)式のメニューもあり、
香港、澳門といえばともぞうくん、ということで
彼女とこういう店に入ると美味しいメニューを紹介してもらえる上に
それにまつわる彼女のエピソードなど聞くがまた楽しく、
久々にわくわく気分になった。

ところが、彼女にも理解できない不思議な名前がいろいろあり、
何を食べようか迷いに迷う。

それでもまずはこれを食べとかなきゃね、と
揚げワンタンを選び、
たまごサンドと健康葡式なんたらかんたらという野菜のメニューを頼んだ。

サンドイッチは1元増で焼いてくれるということで焼いてもらうことに。
中はとろんとろんの卵焼き。半分こして二人ともご満悦モード。

ワンタンについていたスープも半分こしたのだが、
ただネギが浮いているだけながらなかなか嬉しい存在。
ワンタンは当然私たちを裏切らないし、あちちちちと言いながらほおばる。

問題は野菜のメニューで、推薦マークまでご丁寧についていたのだが、
どんなものが来るのか、と思いきや、
茹で(もしくは蒸し)野菜のオリーブオイルがけ。
こんなでっかいタマネギどないすんねん、という大きなタマネギに苦笑し、
久々にうさちゃんになった気分でキャベツを食べる。
決して不味くはないのだがちょっと複雑。

それでもおおぶりのにんじんとじゃがいもも美味しく、
自然の味を楽しむ、という意味では大変美味しいメニューだった。
(けれど家でも食べられるので22元もはたいてこれは食べたくない)

この野菜が最後に来たので、私が
これが締めだなんてかなしいなー
と、ほたえてみたら、まだまだいきましょう、ということになり、
何かを頼むことになったのだが、
すでにおなかもそこそこふくれているし、
あまりボリュームのあるものは控えたいところ。

けれど、近くの席に座ったカップルの、
魚の頭が見える焼きそばらしきメニューに私たちは目を奪われ、
さらに別の席の女性のカレー風味か何かのイカも気になり出し、
世間が反日感情の問題で騒いでいるさなか、
挙動不審な日本人女性二人、もうきょろきょろが止まらない。

結局はその魚のお頭付の焼きそばはちょっとすごすぎるので
控えめながらマカオビーフンを。
そして、ともぞうくんはレモネード、私はマカオ紅茶を頼んだ。

ビーフンは海老や肉もふんだんに入り、満足度120%。
紅茶はインドのチャイのようにミルクで煮出してあるものと思われる
濃厚な味わい。美味しい。
レモネードは…冷たいのにしておけばよかったね、と苦笑しながら
ともぞうくんが舌を黄色くしながら飲み干した。
なんだかビニールチューブ入りのチュウチュウみたいな懐かしい味。
本当に人を飽きさせないおもしろい店だ。

店に入った時はまだそれでも人はまばらだったのに、
食べているうちにどんどん人が増えてきて、
もう携帯の着メロが鳴っても全然わかりません、というぐらいに
あちこちから楽しい食事の時間の声がとんでくる。

私たちはそろそろ帰ろう、と思いつつも
周囲の客の食べるものがまだ気になって仕方ない。
結局最後まで挙動不審な日本人ズとなったまま
今度は誰か誘って「雪山」食べようね〜、と
推薦メニューの3〜4人前と書かれてあった
謎のメニューに挑むことを誓い店をあとにした。

最近どこの飲食店も写真撮影に対してうるさいので
今回は最初から撮影せず。
直接店でお確かめあれ。

ちなみに今回のメニュー、合計で98元(一人あたり49元)なり。

そうそう、書き忘れるところだったが街でよく見かける「葡式」の「葡」は
「ポルトガル」のこと。
この店の名前にこの字があるということはどういうことか、
賢いアナタならもうおわかりのことだろう、ね。

上海葡京茶餐廳
大上海広場分店
上海市淮海中路99号 大上海広場地下1階D舗
TEL:021-6391-0866
10:00-24:00と店で表示をみたのだが、
持ち帰ったチラシには8:00-23:00と記載。
どちらが正しいのかは不明。
なぜならば、私のPCでは↓のサイト、上手く見られないのことある。
http://www.macauregency.com/showDept.php?id=19
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インスタント五目おこわ

2005.03.11 Friday | 旧*tsubameのめ* > たべるもの

炊き込みご飯はそんなに面倒なものではないのですが、
ごはんを炊くこと自体が面倒な時ってありますよね。

だからといってカップ麺は食べたくないし、
外に食べにも行きたくない、
しかしながらご飯は食べたいのよ〜という
なんともだらけた日に便利なのがこの五目おこわ。
五目おこわの素

具材の袋と米の袋が入って1セット、
作り方はとんでもなく簡単で、
お釜に水300mlと米と具材を入れ、混ぜたらすぐスイッチオン!
(長くそのままにしておくと水分を吸ってしまうのでだめなのだそう)

約20分ほどで炊きあがるので、その後15分蒸らせば、はいこの通り。
五目おこわ

私はもうちょっと味が薄い方が好みですが、
お釜にセットするところから、実際に口にするまで1時間かからない、
というのが何ともありがたいインスタントごはんなのでした。

*炊飯器で簡単にできる本格シリーズ 五目おこわ(什锦糯米饭)*
3人分(450g入)
具材:鶏肉、タケノコ、にんじん、椎茸、こんにゃく
なぜか調味料に若干にんにくが…。

TEL:0535-6728099

静安寺久光にて15元
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ヘルシーおむすびで元気にランチ

2005.03.01 Tuesday | 旧*tsubameのめ* > たべるもの

おむすび1 おむすび2
おむすび3

健康を意識して
精白米ではなく胚芽米や雑穀米を選ぶ人が日本では年々増えていますが、
上海でも同じような傾向がみられそうな気配です。

香港からやってきたこのお店では、
有機五穀米や紫米、アメリカのワイルドライスなど
6種類のごはんから好きなごはんを選び、
そこにたくあんやザーサイ、ツナやハムなどの40余種から
6点の具を選んで入れてもらうことができます。

おむすびの写真前面は、五穀米のおむすびを半分に割ってみたものです。
具は、潮州酸菜、カキ油シイタケ、焦がしネギ、油条、タケノコ、
五香牛肉を選んでみました。
後ろのものは、ワイルドライスと紫米の2種類のごはんで作ってもらいました。
このように任意の2種類のごはんを選ぶ「鴛鴦米」というメニューもあります。

この他、海苔や砂糖など(一部有料)のトッピングや数種類の豆乳もあり、
いろいろ楽しめるのでお友達と一緒にぜひチャレンジしてみてくださいね。

*米稲・縁 Rice Park*
上海市淮海中路282号 香港広場南座1階 
※淮海中路口から入ると、ずっと奥手、キティちゃんの店の近く
営業時間:10:30-20:30
地下鉄1号線「黄陂南路」駅下車
おむすび(飯:200グラム)8元〜、豆乳4元〜、他デザートも有
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