シャンハイクラシノテチョウ

上海老婆生活指南と*tsubameのめ*の内容を統合
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黒豆の豆乳とおから

2006.11.07 Tuesday | 旧老婆生活指南 > レシピ

黒豆豆乳
こちらではおからは
人間さまの食すものではなく家畜の飼料なので、
一般に市場ではおからにお目にかかることができません
(旭洋の取材に行った時に聞いてみましたが、
製品化される可能性はほとんど無いようです)。

しかし、おからが食べたいんです〜。
ならば己で作るしかなかろうよ、なあ、ワトソン君。

幸い上海で売られているジューサーミキサーの大半には
豆乳を作るための濾し網がついたパーツが付属していて、
家で豆乳を作ることができます。
そのパーツの中に残るものがそう、おからなのです。

というわけで最近ちょこちょこ豆乳を作っていたのですが、
たまたま友人と話していて
「黒豆で豆乳を作ったらどうかな」という話が出たので、
そうよね、黒豆でも作っちゃえばいいよね、
ということで早速作ってみました。
◎材料
*黒豆 1合
*水  3合〜6合
単位が「合」なのは私が米を計量するためのカップでとったからで、
これを「カップ」にかえていただければいいかと思います。


ほかにフードプロセッサーやミキサーの類、
清潔なさらし木綿などのこし布

◎作り方
1.黒豆は洗ってきれいに汚れをとり12時間程度水につける
  蓋付の容器に入れると保管に便利
2.1の豆と水を何回かにわけてミキサーにかけ粉砕撹拌する
3.2を少しずつこし布に入れてしぼる
  絞った汁が豆乳に、
  こし布に残ったかすがおからになるのでR

4.豆乳を鍋にかけて中火で加熱。
 沸騰したら弱火にして5分〜10分加熱。
  この時、木べらなどでゆっくりかき混ぜ続けることをお忘れなく。
  しぼった後、鍋に移すときは泡を取り除くこと。
  この泡が青臭さや苦みの原因となるんだって。
5.冷やして飲むもよし、温かいまま飲むもよし、
 味つけもお好みで、さあ召し上がれ。
6.おからはフライパンで乾煎りするもよし、オーブンで焼くもよし。
 私のおすすめは電子レンジでチン。
 時間は3〜5分程度を目安にチャレンジしてみてみて。
本当は先に熱を加えてからしぼる方が濃い豆乳ができるそうですが、
熱を加えたものを手でしぼるのは至難の業。
それに先にしぼっておくと、皮や胚芽が取り除かれるため、
苦みやえぐみが少なくてすむそうです。

このできたての豆乳、私は何も入れずに美味しくいただき、
夫にはじんたま糖(大阪市生野区の鴻商店製)を少し入れて
甘みをつけてあげました。
Wおから
おからはきれいに乾燥させると日持ちするそうですが、
豆乳はできるだけその日に飲みきった方がいいです。
(写真は大豆のおからと黒豆のおからの比較)

こんな楽しいサイトをみつけました
★おからひろば http://www.okara.jp/
author : つばくろん(二姐) | - | -

バナナラッシー

2006.11.01 Wednesday | 旧老婆生活指南 > レシピ

バナナラッシー

今朝はバナナラッシーとおやきを朝食に出しました。
おやきは小麦粉と青のり、干貝柱のだしを混ぜたものを
ごま油で焼きました。
ラッシーは高校生の頃、中津のカンテGでよく飲んでいて
とても好きだった飲み物の一つ。
(たいがいチャイかラッシーを飲んでいました)

インドでは塩やスパイスを使ったりもするようですが
(山羊のお乳と塩で作るヨーグルトだからでしょうか)、
私が使うのはせいぜいシナモンぐらいでしょうか。
あとはその時の気分でその場にあるものを入れたり
何も入れなかったり。
サフランの入っているものが香りがよくて美味しいそうですが
私がインドへ行くことはないでしょうねえ。

下の材料は今日使った材料です。
◎材料
*バナナ 1/2本
*カスピ海ヨーグルト 60ml
*水 50ml
*お好みで氷や蜂蜜

◎作り方
1.バナナは適当な大きさに切っておく
2.材料をすべてあわせてミキサーにかける
3.冷やしておいしく召し上がれ
いろいろな果物で楽しめます。
バナナの場合は甘みを足す必要は無いと思いますが
使用するヨーグルトの酸味が強いときには
蜂蜜やメープルシロップを入れると飲みやすくなります。
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冰糖銀耳湯

2006.10.19 Thursday | 旧老婆生活指南 > レシピ

冰糖銀耳湯
銀耳(yín'ěr)は白きくらげのこと。
昔は銀ほどに高価なものだったことから「銀」の文字が使われているとか。
白木耳(bái mù'ěr)とも言います。
栄養豊富で食物繊維もたっぷり。漢方薬としても重宝されています。
咳止め、血液をきれいにする他、美容などにも効果があるそうな。
白すぎるものは漂白されている可能性大なのでご注意を。
冰糖銀耳湯
◎材料
*銀耳  10グラム(参考)
*氷砂糖 30グラム(参考)
*水   
  ☆棗(ナツメ)を加えれば「銀耳棗仁湯」、
   クコの実や百合根を加えるのも美味しいです。
   棗やクコの実を加える時は砂糖を控えめに
  ☆私自身は氷砂糖は30グラムも必要としませんが、
   これはお好みで甘さを調整してください。
   蜂蜜などで代用するのも美味しいでしょう。

◎作り方
1.銀耳を水洗いをしてごみや汚れを取り除きます。
2.1.を水でもどして、かたいところを取り除きます。
 水で戻すと10倍ぐらいにふくれあがるので、要注意。
 もどしたものは傷みやすいので、その都度必要な分だけもどしてください。
3.あとは材料をすべてお鍋に入れてことこと煮るだけ。
冷やしておいてアイスクリームやヨーグルト、
果物とあわせても美味しいです。
author : つばくろん(二姐) | - | -

じゃがいもの黒酢炒め

2006.10.06 Friday | 旧老婆生活指南 > レシピ

じゃがいもの黒酢炒め
じゃがいも大好きちよちよのために爺爺の家でも我が家でも
必ず登場する「洋山芋(ヤンセユィ:上海語=じゃがいも)」。
大阪に帰っていたときに放送していた「ビストロSMAP」に出演していた
江原さん曰くじゃがいもはスピリチュアルフードなのだとか。
このスピリチュアルフードという言葉にはピンとくるものはなかったけれど
「大地や太陽のパワーがいっぱいつまっている」と言われると
うん、そうかもかも〜と思ってしまうところが単純な私です。

じゃがいもの黒酢炒め
◎材料
*じゃがいも 中2個
*あさつき/青ネギ

*黒酢 大さじ1〜2 (鎮江香醋)
*塩 少々
*油

◎作り方
1.じゃがいもは千切りにし、水にさらして(水は何度かとりかえる)水気をきっておく。
2.ネギは細かく刻んでおく。
3.中華鍋を熱し、油を入れる。
 あまり温度があがりすぎないところでネギを入れ香りがたったら
 じゃがいもを加えて炒める。

 この時、しゃきしゃきした食感が好みの場合はあまり長くならない方がよいし、
 しっかり火が通った柔らかめの食感が好みの場合は火が強くなりすぎないように
 気をつけながらゆっくり炒める(蓋をするとよし)。

4.塩で味を整え、最後に酢を加えて鍋をあおったらできあがり。


一般的にじゃがいもは味をつける時にかなりしっかり味をつけますが、
塩だけで炒める時より黒酢を加えて炒める時は塩を控えてください。
中国で市販されている黒酢は砂糖や塩が入っているため、
先にしっかり塩をふってしまうと味が濃くなってしまいます。
小さじ1/2でも多いかもしれません。
author : つばくろん(二姐) | - | -

百合甜豆

2006.09.26 Tuesday | 旧老婆生活指南 > レシピ

百合甜豆
上海にいるといろんな豆を食べることができるのですが
今回はえんどうの一品種、「甜豆(スナップエンドウ)」と
百合根を使ったメニューです。

百合甜豆
◎材料
*百合根 2つ
*甜豆 100グラム
*生姜

*塩、こしょう
*油
*甜豆を下茹でするためのお湯

◎作り方
1.百合根は鱗片を1枚ずつはがし、きれいに洗った後水をきっておく。
2.甜豆はヘタとスジを取り除き、湯通し。あとは冷水で色止めを。
3.生姜は薄くスライスして適当な大きさにきる
(百合根の鱗片の半分ぐらいのサイズがきれいかも)
4.中華鍋に油を熱し、
 そこに生姜を入れ香りがたったら甜豆と百合根を加え炒める。
 (百合根が柔らかくなってくると鍋にくっつくことがあるので注意)
5.材料にほどよく火が通ったら塩こしょうで味を整えてできあがり。


鍋を熱して油を入れたらその油が温まる前に生姜を加えれば
香りがよく立ちます。
甜豆はアメリカからきた新品種だそうで、
さやは肉厚で甘く(から中国では「甜豆」と呼ぶのですね)柔らかいので
ヘタとスジさえとってあげれば塩ゆでだけでも
すぐに美味しくいただけます。
author : つばくろん(二姐) | - | -
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