シャンハイクラシノテチョウ

上海老婆生活指南と*tsubameのめ*の内容を統合
<< August 2004 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 >>

9月号の取材話

2004.08.27 Friday | 旧*tsubameのめ* > つぶやき

今号の取材は、
6月末の大学の期末テスト期間から夏休みに入った7月に行いました。

キューピーのドレッシング
大学の帰りによく立ち寄るスーパーマーケットでみつけた
「焙煎芝麻」に感激し、
これが新製品か否かを確認すべく
「杭州丘比食品有限公司 上海分公司」に問い合わせたところ、
こころよく取材に応じていただき、
7月初旬発売が決定していたパスタソースも
あわせて紹介していただきした。

4万とも5万ともいわれる日本人が暮らしているという上海は、
中国の他地域に比べてダントツに便利良く、日本食材も多く入手できます。

しかしながら、私のように上海人家庭の中で生活している人間には
なかなか手を出しにくい代物で、
できればせめて日本で買うのと同じ価格程度に
おさまっているものに出会えないか、と思うものがいくつかあります。

そんな中、こうして現地生産ながら日本と同じ味が楽しめる、
そういう調味料が登場してくれたのは本当にありがたく、
我が家では早速しゃぶしゃぶにそうめんサラダにと大活躍してくれました。

また、取材に応じてくださった営業部長の白川さんはとても温厚な人柄で、
初めてお目にかかったとは思えないほど話に花を咲かせてしまいました。

これからも食卓が楽しくなる商品を楽しみにしています(^^)

 ○非常感謝:杭州丘比食品有限公司 上海分公司 

上海市禁毒教育館
たまたま用事をしながらテレビのニュースをみていた時に、
この施設が開館したことを知りました。

中国は沿海部と内陸部の経済格差が大きいため、
生活環境も大きく異なるのですが、
沿海部の大都市にかぎって言えば、
抱えている社会問題は日本と全く変わりがありません。

麻薬もその一つで、
「揺頭丸」と呼ばれる薬がかなり手軽に夜の街で入手できるらしく、
「吸毒」は深刻な問題となっています。

ここへは中2の息子と小6の娘を連れて行ったのですが、
娘には刺激が強すぎたようで、
とてもおびえていました。

ちょうど最近上海でテレビドラマの再放送番組の中に
《再婚家庭》というドラマがあったのですが、
その中に登場する高校生の男の子は、
ひょんなことから麻薬に手を染めてしまうことになります。
それが、タバコと同じ形をしていたために
麻薬であることなど考えてみることもなく
人に渡されてすっと手がのびるのですね。

たまたま教育館で見た体験談ビデオにも全く同じように
「渡されたものがタバコだと思って吸ったらヘロインで」と
麻薬だと知らないうちに麻薬に手を出してしまい、
気がつけばどうしようもない状態に陥っていたという話があったので
それがダブって印象的でした。

自分を強くもって生きることはもちろん大切ですが、
人が人を陥れようとする、そんな行動を
許さないさせないという空気に満ちている社会を
造っていかねばならない、
という責任が私たち大人にはあるはずなんだけど…と
重いものをずしりと感じました。

ぷちぷち水族館
上海市禁毒教育館の取材の帰りに
静安寺の久光(そごう)に寄ってみようか、と
静安寺までバスで出た際に、
たまたま地下道を通ったおかげで出会いました。
写真ではきれいに色が出ていないのですが(なんせ絵心も技術もないもので)、
わずか1分足らずの時間であってもココロ癒されるような気分になりました。

と同時に、大阪梅田の阪急三番街、キディランド前にある
"水族館"を思い出しました。
今もあるのかなあ…。

媽媽の上海家庭料理体験
3月の末に濱田さんと初めて電話でお話をさせていただいて、
4月に取材へうかがう予定が
いろいろあって夏までのびてしまったという取材でした。

今回、このblogに掲載した文章は、実は本誌には存在しません。

というのも、これだけで連載ができるぐらいに取材の内容が濃くて、
読者の皆さんになんとか雰囲気をわかっていただければ、
と書いたこの状態でもまだ文章が長すぎて使えず、
結局さらに半分に削ったものを掲載することになったからなのです。

陸さんご夫妻には事前に文章を見ていただいて、
よりよくするための意見もいただいていたのに、
最終稿が異なるものになってしまったことをお詫びしたいと思います。


この取材には「お散歩しましょ」のともざきさんにも同行していただいて、
娘も連れて行きました。
ちょうど旅行中の女性が参加されることになっていて、
一緒に楽しませていただきました。

浦東の張江にあるので、浦西からはちょっと遠いのですが、
地下鉄2号線が利用できます。
私は浦東を走る「乳合線」というバスを利用しました。
中には日本から飛行機で浦東機場に到着したその足で
そのまま来られる方もいらっしゃるそうです。

濱田さんがいらっしゃるので、中国語がわからなくても大丈夫ですが、
少しでも中国語がわかる方が、より楽しめること間違いなしです。
中国語学習中の方、中国絵画に興味のある方もぜひトライしてみてください。


(!)9月号の配布が印刷の都合により少し遅れているそうです。
まだ出たところなはずなのに、今月も入手できなかった…と
お嘆きの方がいらしたら、
もうしばらくお待ち下さい。
author : つばくろん(二姐) | - | trackbacks (0)
1