シャンハイクラシノテチョウ

上海老婆生活指南と*tsubameのめ*の内容を統合
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新型新聞掲示板

2004.01.20 Tuesday | 旧*tsubameのめ* > おもしろいもの

新型新聞掲示板1
今回最後にご紹介するのは、
街角のあちこちにある新聞掲示板の一つ。

今では新聞を宅配で読んでいる人が少なくないですし、
毎日複数の新聞を読んでいる人も少なくありません。

けれど、
以前はそういう人たちばかりではありませんでしたから、
街のあちこちに新聞を貼り出して
誰でも読めるようにしてありました。
もちろん、今でもあります。

新型新聞掲示板2
ところが時代の流れですね、
電動で新聞のページが移動する、という
新聞掲示板が淮海中路の襄陽公園前を始めとする
徐匯区各地に登場しました。

上海科技館を設計した人の一人である
フランス人のピエールさんが設計した
「総合信息亭」がこれです。

右側が新聞、左側が街道(町会)のお知らせで、
ご丁寧に電光掲示板までついて文字が流れています。

これからはもっともっとお年寄りが増える時代ですから、
文字を拡大して読むことのできる掲示板なんてのも
登場してくれないでしょうか。
期待したいところですね。
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禁止燃放鞭炮!

2004.01.20 Tuesday | 旧*tsubameのめ* > おもしろいもの

爆竹
この看板、
もう街のどこかで
ご覧になられましたか? 

これは
禁止燃放鞭炮
(ここで爆竹やったらあかんねんで〜)

という禁止表示。

上海市ではうずいぶん昔から
市街地での爆竹使用が禁止されているにも関わらず、
一中昼夜を問わず爆竹の音が鳴り響いています。

民俗習慣として継承していくべきだと考えるか、
環境にやさしい生活を構築していくべきだと考えるか、
その判断はとても難しいものですが、
現状が物語っているのは前者を尊重する、ということでしょう。
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出租汽車揚招点/候客站

2004.01.20 Tuesday | 旧*tsubameのめ* > おもしろいもの

20年近くも前の上海では、流しのタクシーはいなくって、
初めて上海の街を歩いていた時、どうして車が停まってくれないのか、
とても悩みました。

今はいつでもどこでも停まってくれるので便利になりましたが、
道路が整備されるのと比例するかのように増え続ける自家用車とタクシー。
混雑はどうやっても避けられそうにありません。

そのため、交通量が多く、タシー利用者の多い道路には、
タクシーに乗るためのポイント(出租車揚招点/候客站)が
設置されるようになりました。

taxi1
無秩序にタクシーを停車させることは
ますますの渋滞や事故を引き起こすことに
なりかねないからでしょう。

私が毎日歩いている淮海中路などは、
公安さんがあちこちに立っていて
そのポイント以外で客を乗せようとする車を
チェックしていたりするので、
必死に手を挙げて待っていても、
「揚招点」では無い、との理由で それはある意味良いことですが、この「揚招点」まだまだ多くはありません。

そんな「揚招点」の中でも珍しいものをみつけたので
今回はまずそれをご紹介します。

通常の「揚招点」の看板は他の道路標識と同じ青地に白文字ですが、
これは全体が黄色くて、屋根があり、
腰をかけることのできる場所があります。

taxi2taxi3
端っこについている「按(押す)」のボタンを押すと
てっぺんにあるライト(叫車灯)が点灯し、
夜でも乗客が待っていることがわかりタクシーが来てくれるという
仕組みになっています。

2003年9月時点ではまだわずかしかありませんが、
これを設置していくことによって市の主要な商業中心地が抱えている
「タクシーを呼びにくい」「上下車(停車)しにくい」問題を解決すべく
改良に取り組んでいるそうです。

今後は「電調服務中心」を設立して、
ボタンを押せばこの電調中心を介してスムーズに
需要と供給のバランスをはかっていける仕組みにしていく計画も
あるそうです。
青色看板も樹の影になって見えなかったりするので
設置場所には工夫が欲しいところですね。

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2004/09追記:

この乗り場、淮海路だけでなく、街のあちこちに登場しています。
浦東でも数多く見られるようになりました。
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