シャンハイクラシノテチョウ

2007年10月8日の上海行き飛行機は
台風の影響でダイヤが乱れ、
私が乗った上海航空FM822便も上海から関空へ飛ぶはずの
FM821便がなかなか飛ばなかったために大幅に時間が遅れ、
夜9時50分に関空を離陸しました。

浦東機場に到着したのは北京時間で10時50分、
そこから入国手続きや預け荷物の受け取りなど
もろもろを済ませると時間はとうに11時を過ぎ、
リニアはもちろんのこと、空港バスももう便がありません。

この日、関空のチェックインカウンターでは
スタッフが「上海側でバスを用意すると言っている」と
説明していましたが、
はなから誰もアテにしていなかったのか、
ゲートを抜けると皆どこかへ消えて行ってしまいました。

タクシー待ちの長蛇の列を眺めると
雨も降っているのにいつ帰ることができるのかと
ため息が出ます。

本来なら夕方にはリニアで龍陽路まで戻って来ているはず
だったので、そこからの迎えは頼んでありましたが、
とにかく空港から脱出しないとどうしようもありません。

他の足が無いかどうかと思い、警備の人にたずねてみると
「『夜宵線』があるよ」と言うではありませんか。
早速言われた場所まで行ってみると、ありました、
「守航班専線」という名称です。

これは、浦東機場発の空港バスが夜11時で終了した後から
最終便の乗客が空港のゲートを出るまでの間運行されます。

コースは浦東機場から虹橋機場まで、
途中停車する停留所は
＊龍陽路（地鉄）15元
　実際にはデカスロンと百安居の前に停車します
＊東方路（張楊路）15元
＊東方医院　15元
＊浙江中路（延安路人民広場）19元
＊石門一路（延安路）19元
＊華山路（延安路）19元
＊虹許路（延安路）30元
＊虹橋機場　30元
です。

乗り場は6番出口、機場一線ののりばのところです。
バスは守航班専線専用のものはなく、
機場一線や機場五線などのバスが使用されるので
バスの表示はあてにできません。
不安な場合は車掌さんに確認するとよいでしょう。

☆上海空港巴士