シャンハイクラシノテチョウ

今月号は
せつない表情を
しているようにも
思える猿の表紙。
「猿芝居」という
ことばは
あまり良い意味に
使われませんが
今回の「猿芝居」は
本当にお猿さんの
お芝居の話です。

さて、今回の
「恋するピーファー
　　市場カタログ」は
斜土東路の
靴屋さん街の中の一つ
「上海靴都」を
ご紹介しています。
実はいまだに「魔女靴」と私の仲間内で呼んでいる
先のはげしく尖った靴を扱う店が大変多く、
日本人好みの婦人靴のお店を紹介するのは
大変難しいものだなあ、と実感させられました。

それでも、複数ある批発市場を歩いていると
掘り出し物も多々あります。
運だめしを兼ねてお出かけしてみるのも楽しいかもしれません。

hu-ism　上海風
2006年2月　第7号「猿と共に去りぬ」

お近くのホテル、外資系クリニック、日系飲食店、
日系住宅、不動産屋、語学学校などでみつけてね。

＊特集＊
猿と共に去りぬ

＊読み物＊

○みんなで書板（かいた）！
　今月のお題「あなたのふるさとから連想するものは？」

○ラオワイの目
　「エセ日本人 in Shanghai」Mark Andrewsさん

○食のある風景　中日比較考7
　「ラーメンとギョウザの立場」山田泰司さん

○匠魂（たくみだましい）
　ミニチュア自転車職人・黄啓発さん

○視覚ism
　「幸福な生活の中に見えるもの」周子曦さん

○記憶の散歩
　「消えゆく棚戸地区」佐々木清美さん

○経済Zoom in！
　全日空上海支店・須田潤一郎さん

○麗しの空間
　リージェント上海

○食餌療法講座（2）
　「香菜」ー講師・徐伝宏さん

○ごはんリレー

○文通しよう。

○仙人の広場

○悩み一本勝負！！

○ヒゲグラフ

○おくにじまん
　「歴史と美味かもん大国、佐賀。」がばいひぜんっ子さん

○上海人家

＊情報＊
○娯楽マスター

○上海通

○日誌から。

○恋するピーファー　市場カタログ7
「上海靴都」

☆「ぐるグル」（中とじ別冊）☆
○特集
「ケンコーハッスル」

○CAFE・俺流

○Men Bar　〜そして仲間〜

○路地裏ぐるグル　〜男の散歩道〜第7回
　万春街

○上海暴走族
「暴走小ネタ集、これな〜んだ＆ど〜こだ？の巻」
ともっちー＆たっちゃい

バックナンバーのお問い合わせは、
info@hu-ism.comもしくは、
中国上海（021）6391-9159 hu-ism編集部
まで
中国国内の発送は1冊18元なり。

とうとうデビューしてしまいました、上海無印。

行くと散財してしまうので行ってはいけない、と
ずっと我慢していたのにとうとう足を踏み入れてしまい、案の定散財。

地下鉄2号線石門一路站を出てすぐ、
南京西路×泰興路と石門一路の間のところ、鴻翔百貨の2階にあります。

店員さんの応対も丁寧で、
半額商品の信楽焼の器があって、
サンプルは白と黒と2色飾ってあったのですが、
箱入りの商品とそこに表示されているタグは黒色のみ。

そこで、そのサンプルとしてむき出しになっているやつを
売ってくれないか、とわがままを言ってみたところ、
もしかすればまだ倉庫にあるかもしれない、と走ってくれるわ、
結局在庫はもうなくって、その白い器のバーコードが無いから
売ることができず申し訳ないと謝ってくれるわで、
お兄さんにずいぶんお世話になってしまいました。
（おばはん丸出しでごめんなさいね）

現在は、食器類、収納ケース類、ファブリック、家具、
私の散財の元凶である文房具などが置かれていて、
それぞれにさりげなーく値下げされたものが並んでいたりするので
これは要チェック。

気になるお値段は、といえば、
日本のラベルが貼ってあるので、
思わずこの金額で売ってください、と言いたくなってしまったが、
参考までに一部価格をご紹介。

＊再生紙CDホルダー J￥500（本体価格）→53RMB
＊再生紙バインダー（A4/30穴） J￥450（本体価格）→48RMB
＊ポリプロピレンリフィール・カードポケット（A4/30穴対応/10枚入） J￥200（本体価格）→21RMB

しょっちゅうハンドキャリーできる人なら日本で買えばいいようなものだけれど、
そうでない場合、日本からの送料を考えればこの価格は許容範囲内、かな。

そして本日最大のヒットは、
レジのそばにおいてあったクリアタイプのCDホルダーを手にしたおっちゃん、
店員さんに
「絵のついたやつはないんかね（もちろん中国語）」

……(^0^)

店員さんもたじたじでした。
コンセプトを理解してもらえるその日までがんばれ無印良品っ。

無印良品
上海市静安区南京西路863号　鴻翔百貨2F
TEL：（021）6267-3837
営業時間：日曜〜木曜/10:00-21:30
　　　　　金曜〜土曜/10:00-22:00

追記：現在この店舗はありません。
地下鉄2号線石門一路站下車スグ

主に文具がいろいろそろうビルなのですが、
ここの1階には少量ながらクロバーの手芸用品があります。
編み棒だとか編み物に役立つ小物、
チャコペンシルに水性ペンタイプのチャコペン、
手芸用のものさし、裾あげテープ、ピンキングばさみなどなど。

上海書城や外文書店まで買い物に来られることがあれば
ちょっとのぞいてみると欲しかったものが見つかるかもしれませんね。

サクラ、ぺんてる、パイロット、ゼブラなどの定番文具ではない
日本のファンシー文具なども少し置いてあります。
ピングーのかきかたえんぴつなんて見るとワクワクしちゃいます。
（我が家ではもう必要がないからよけいに思うのかな）

上海文化商厦
上海市福州路355号
TEL:(021)6326-6588

道路をはさんで向い側が外文書店とOKコミックです。
地下鉄なら人民広場站より2号線河南中路南京東路站が近いです。

日本のUHA味覚糖のサイトをチェックしてみたけれど
見つけられなかったので、
どうもこれは上海オリジナルなのではないか、と思われる
このチョコレート、

「POLYPHE 悠哈超人」

想像するに「POLYPHE」は
「Polyphenol（ポリフェノール）」からきているのではないかと思われ、
体によいとされる
カカオポリフェノールを意味していると考えるのが妥当なよう。

「悠哈」は「UHA」のこと、
「超人」はたくさん存在する「なんちゃらマン」と呼ばれる、
一般には正義の味方であることが多い者を指すときの呼称の一つ。

例えば、アンパンマンは「豆沙面包超人」。

このUHAの不思議顔のキャラクター、
日本では「UHA坊や」という名前らしいのだが、
上海では何と呼んでいるのかは不明。

そしてチョコレートのパッケージをよく見ると
その「UHA坊や」がマントをつけていることがわかる。
だから「悠哈超人」であるらしい。

パッケージの裏面を見ると、以下のように書かれていた。

突然出現在上海街頭的悠哈超人。他給人們帯来了美味和健康。
「突如上海の街に現れたUHAマン、
彼は人々に美味しさと健康をもたらすのだ」

ってなところだろうか。

外はビターな味わいながら二層になっていて中が少し甘い、かな。
1箱に4つしか入っていないのがツライところだが、
濃い〜タイプなのでこれぐらいが十分なのかも。
（って、いっぺんに一人で食べる気か、私?!）

POLYPHE 悠哈超人
製造：味覚糖食品（上海）有限公司
LAWSON五牛城店にて6.9元で購入