シャンハイクラシノテチョウ

上海老婆生活指南と*tsubameのめ*の内容を統合
<< March 2006 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 >>

上海利比富商厦

2006.03.22 Wednesday | 旧老婆生活指南 > 市場/専門店 > 文房具

文房具の卸売市場といえばやはり蘇州河沿いにある
上海工業品批発市場が代表格で、
ここへいけば好みの問題は別としてなんでもそろうわけですが、
小売りはしていても卸売りがメインなので
もう少し小売り色の濃いところを取材したいなあと
ここへ出かけてみることにしたわけです。

数年前に新聞広告で見てからずっと気にはなっていたものの
いかんせん我が家から遠く、いつかは行ってみないとねえ、と言いつつも
足を運んでみることのないままに月日は過ぎていったのでした。

けれど、どうしても、と思うところへは遠くても出かけているわけでして、
私をそうさせなかったということは、所詮その程度なんだぜ、ということ
だったのかもしれません。

新錦江大酒店からの出発だったので、
ちょうどよいルートがなく、石門一路から48で程家橋まで出ることに。

ネットで検索をかけて下調べしたときに入手した地図では
48の停留所からさほど距離が無いように書かれてあったのですが
これが大きな間違いで、ちゃんと地図でチェックしておくべきでした。

延安西路から延々金匯路を南へ下っていきます。
すぐに道路標示と同じ青色の看板を見つけたのですが、
そこからが遠いのなんの、気がつけば友人が以前に住んでいた
紅松路まで出てきましたが、番地はまだまだ先の模様。

ちょっと商店があったところを過ぎてしまうと
完全なる住宅街に突入、これで本当に「商厦」と名のつく
ご立派なビルに私は出会えるのでしょうか??と
激しく不安な気持ちにさせられながらまだ南下していきます。

ようやくたどりついたその場所は
閑散としてテナントがほとんど抜けてしまって
明かりすら灯っていないそんなビルでした。

一部テナントはまだ営業を続けており、
店じまいセールをしている雑貨屋さんなどもありますが、
ここから近いところに住んでいる人でなければ
わざわざ足を運ぶほどのところではありませんでした。

温州人が2億元を投資して建設した建物だと聞いていたのですが、
管理がきっちりされない限り復活は難しい気がしました。

上海利比富商厦
上海市金匯路461号
バス:721、867「金匯路」
author : つばくろん(二姐) | - | -
1