シャンハイクラシノテチョウ

［火考］麩（kăo fū）といえば四鮮［火考］麩、
上海ではおなじみの家常菜（家庭料理）ですが、
この［火考］麩、
他に使い道はないのだろうか、と常々考えていました。

というのも私は四鮮［火考］麩が大好きなのですが、
子どもたちが見た目だけではなく食感を嫌って箸をつけないのです。

最近になって大森一慧さんの本を読むようになったのですが、
そこに「小麦グルテン」を原料にしている
「コーフー」なるものに関する記述が出てきました。

あれ、これって［火考］麩のことやんねえ。

なんでもこれをお肉の代わりにいろいろ活用するようなので
じゃあ何か一つ試してみましょう、と作ってみたのが
今回の［火考］麩ステーキです。

とはいえステーキにしてみよう、と思って買ったものではなく
いつもの四鮮［火考］麩用に冷蔵庫に置いてあったものなんですが……。

そして中国以外のエリアにお住まいの皆さんにはごめんなさいです、
日本で売られているコーフー（こうふう）がどのようなものなのか
実際に手にとってみたことがありませんので、
今回のものはあくまでも上海で手に入る［火考］麩の話です。

◎材料
＊［火考］麩（生タイプ）
　　干し［火考］麩の場合は
　　一晩ぐらい
　　水につけてもどします
＊生姜
＊醤油

◎作り方
1.［火考］麩はいったん5分ぐらい茹でる
　　ゴミやえぐみをとるためですが、普段そうされない方はしなくて大丈夫。
　　もしかすればここで塩を入れて茹でると身がしまるかもしれませんね。
2.茹でた［火考］麩の水気をきる
3.［火考］麩をお好みの大きさにカットする
　　今回は5ミリ厚の幅2センチぐらいにカットしました。
4.ボウルに生姜をすりおろし、醤油を加える
5.4.に［火考］麩を入れ手で軽くもむようにしながら味をつける
　　別に焼き肉風なサイズにカットしたものも用意していて、
　　そちらはこのたれにつけ込んでいますが、
　　今回のものには少しだし汁を入れてのばしてみました。
6.フライパンを熱して油をうすくひき、［火考］麩をしっかり焼く
　　粉をはたいてやればより表面がパリッとしますがお好みで。

表面をカリッと焼いてやると、より牛肉の食感に近くなります。
そして中は柔らかい脂ののった肉のような感じです。おもしろい。

油で揚げるのもいいかもしれませんが、
なんせ［火考］麩はスポンジのようなものですから、
油があればある分だけ吸ってしまいます。
焼くときも揚げるときも油の量には要注意だと思われます。

大根おろしで食べるもよし、
トマトソースで食べるもよし、
もちろんそのままでも美味しいです。

肉食怪獣の人にオススメできる一品です。

いつも「萩原さんの」と書くのが長いので
勝手に短くしちゃいましたが、
萩原晶子さんの新作、クリスマスカードの登場です。

前作よりもカードの仕上がりがよく、発色もいい感じ。
プレゼントへのメッセージカードにしてもよし、
海外のお友達へのクリスマスカードにするもよし、
また写真立てに入れてお部屋のアクセントにしてもよし、
おすすめの1枚です。

今回も価格は1枚5元なり、D.ARTとGarden Booksにて販売中。

☆D.ART
上海市南昌路63号　（南昌路X思南路）
TEL：（021）6385-4401
営業時間：10：00〜19：00
バス：42、911、920、926、945など「思南路」
※南昌路の思南路口のところにある鉄門の横のベルを押して
門を開けてもらって入ってくださいね。

☆Garden Books
上海市長楽路325号　（長楽路X陝西南路）
TEL：（021）5404-8729
URL：http://www.gardenbooks.cn/
営業時間：9：30〜22：00
地下鉄1号線：「陝西南路」

2006年9月21日付の『トイザらス上海上陸！』にてご紹介した
正大広場のトイザらス中国第一号店がすでにオープン、
たくさんのちびっこでにぎわっています。

場所は正大広場の4階、大衆書局の隣から入ることができます。

まだオープンしたばかりだからか
それとも上海で人気のあるものを中心に持ってきたからか
取り扱っているものにはかなりかたよりがあるように思いましたが
スタッフと子どもたちがモノポリーで遊んでいたりして
玩具専門店だけあって対象年齢の幅は広いなあ、と感じました。

店内に入るとさっそくスタッフのお姉さんに
カードを作ることをすすめられちゃいましたが
我が家はこの店を利用する可能性がほとんどないので
話を聞くことなくお断りしてしまいました。
カード利用のサービス内容はこちらでチェック。

この日は息子の歯医者の帰りだったので
夫と息子と私の3人で立ち寄ったため、
「女の子の感想」はチェックできませんでしたが、
女の子より男の子の方が楽しめる構成になっていると思います。

ちなみに今回は私がガシャポン（16元）を
1回やっただけで終わりました。

★玩具”反”斗城（トイザらス）上海分店
上海市浦東新区陸家嘴西路168号
正大広場四楼36-37、41-43号
玩具”反”斗城サイト　www.toysrus.com.cn/

上海在住の手芸好きな人々が集って開催する
『古布に魅せられて”ポジャギと和裂の遊び”』作品展、

「ポジャギ（Pojagi）」は
韓国のパッチワークとして紹介され、
日本でも人気急上昇中の手芸技法の一つです。
そのポジャギと日本の和裂（わぎれ）を使ったさまざまな作品を
紹介しながら体験講習も開催する、という
おもしろいイベントです。

★古布に魅せられて”ポジャギと和裂の遊び”
日時：2006年11月28日（火）〜30日（木）午前11時〜午後4時
会場：上海国際機場賓館2階ロビー（上海市虹橋路2550号）
体験講習日：2006年11月28日（火）午後1時〜午後3時（有料）
問い合わせ：（021）6271-6051
　　　　　　　atoriegata＠yahoo.co.jp
　　　　　　※スパム対策のため「＠」を全角にしています。
　　　　　　　メールを送られる際には
　　　　　　　半角に直してから送ってください。

＊メモ＊
一般に「ポジャギ＝韓国のパッチワーク」とされていますが、
『ポジャギjp』というサイトにポジャギの歴史と背景、種類についての
紹介があります。
ギャラリーの作品をみれば
あなたもポジャギのとりこになってしまうこと間違いなし。
ぜひご参考に。

ヨーロッパに伝わる風習に、
天寿を全うできなかった人々への追悼の意を表す
「レッドリボン」があるといいます。

そう、UNAIDSのシンボルマークにもなっている
あの赤いリボンです。

このリボンをエイズのために使うことが広まったのは
アメリカからだったようです。

そして「ピンクリボン」もまた
アメリカで生まれた啓蒙運動の一つで、
乳がんに対する理解と支援のシンボルマークとなっています。

　


このバッグは「上海乳腺癌網絡
（SHANGHAI BREAST CANCER NETWORK）」のもので
英語が話せない私は（万一中国語が通じなかった場合を
考えて）直接の問い合わせはしていないのですが、
このネットワークのPR活動のために制作されたものだと
思われます。

患者さんのケアだけではなく、
乳がんの知識や情報を知ることは大切なことです。

日本国内でも少しずつ広がっているピンクリボンの運動、
その運動の存在を知ることによって
乳がんへの関心が高まり、正しい知識をより多く得ることができれば、
と願ってやみません。

★SHANGHAI BREAST CANCER NETWORKエコバッグ
O Storeにて20元で販売中

＊SHANGHAI BREAST CANCER NETWORK連絡先
　　Chrystal Cuddyreさん： ccuddyre＠yahoo.com
　　Susan Vassalloさん： susanbassallo＠hotmail.com
　　　※スパム対策のため「＠」を全角にしています。
　　　　メールを送られる際には半角に直してから送ってください。